大リーグは24日(日本時間25日)、年間王者を決めるワールドシリーズ(WS)がカナダのトロントで開幕した。 2年連続で…

 大リーグは24日(日本時間25日)、年間王者を決めるワールドシリーズ(WS)がカナダのトロントで開幕した。

 2年連続でワールドチャンピオンの座を狙うドジャースと、32年ぶり3度目のWS制覇に挑むブルージェイズの顔合わせ。初戦はブルージェイズが11―4でドジャースに逆転勝ちした。

 ドジャースの大谷翔平は「1番・指名打者」で先発し、4打数1安打2打点。ワールドシリーズでは2009年の松井秀喜(ヤンキース)以来、日本選手2人目となる本塁打を記録した。

 一回の第1打席は空振り三振。2死満塁で打席が回ってきた二回は一ゴロ、五回の第3打席は見逃し三振。2―11の七回1死一塁で、右翼席へワールドシリーズ自身初の本塁打を放った。九回2死では四球だった。

 チームは二回にK・ヘルナンデスの中前適時打で1点を先制。三回には、スミスの右前適時打で1点を追加した。

 ブルージェイズは四回にバーショが中堅へ2点本塁打を放ち同点。

 六回には無死満塁のチャンスをつくり、クレメントの中前適時打で勝ち越し。その後も代打バージャーの満塁本塁打、カークの2点本塁打などで9点を奪った。

 WSは7回戦制で4戦先勝方式。

 トロントでは32年ぶりのワールドシリーズ開催とあって、試合前から球場内は大盛り上がりだった。選手紹介で大谷の名前がコールされると、地元のファンから大きなブーイングが起きた。

 ただ、大谷はこうした状況も想定済みだった。23日に報道陣の取材に応じた際に、「前回も(ブーイングを)されましたけど、それをまた力に変えて頑張りたい。それも含めて野球に対する愛かな」と語っていた。その言葉通り、敵地の雰囲気を楽しむかのように笑顔でグラウンドに立った。

 25日(日本時間26日)の第2戦もブルージェイズの本拠トロントで行われ、ドジャースは山本由伸が先発投手を務めると発表されている。

 移動日を挟み、第3、4、5戦(日本時間28、29、30日)は、ドジャースの本拠・米ロサンゼルスが舞台。第6、7戦(日本時間11月1、2日)がある場合は、再びトロントで試合が行われる。(トロント=安藤仙一朗)