<令和7年度秋季四国地区大会:藤井6ー0土佐>◇19日◇準々決勝◇坊っちゃんスタジアム NPB6球団のスカウトが見つめる…
<令和7年度秋季四国地区大会:藤井6ー0土佐>◇19日◇準々決勝◇坊っちゃんスタジアム
NPB6球団のスカウトが見つめる中、知る人ぞ知る「全国級1年生捕手」が鮮烈な四国大会デビューを飾った。
その選手の名は秋季香川県大会初優勝で秋季四国大会初出場を果たした藤井の齋藤 隼士(さいとう・はやと)。中学所属チーム・練馬北リトルシニア(東京)の柳沢 達也監督が帝京時代に藤井の小林 昭則監督とバッテリー(1985年・第57回センバツ準優勝)を組んでいた縁もあり藤井に進学。1年夏から正捕手として藤井初の香川大会4強入りに貢献している。
香川大会準決勝でも英明を土俵際まで追い込むと、秋は決勝でその英明にリベンジを果たし優勝捕手に。176センチ69キロと体格的には平均レベルながら二塁送球ベストタイム1.81秒、常時1.9秒前後。二盗阻止タイム1.93秒の正確な強肩と、1学年上の左腕エース・清家 煌生に対し「少し抜いたストレートも使っている」とクレバーなリードは、県大会でも冴えわたっていた。
四国大会の晴れ舞台でも齋藤のプレーは安定。まず肩では土佐で最も警戒すべき1番・馬場 創志(2年・投手)の脚力を封じリードでも清家の104球7安打2奪三振1四球での完封に貢献。清家も試合後、齋藤について「普段はいい後輩だが、グラウンドに入ったらしっかりアドバイスしてくれる」と、全幅の信頼を寄せた。
課題とされていた打撃面も土佐戦8回裏の適時打含め、この秋は24打数11安打6打点1盗塁と好調の齋藤。藤井を初の甲子園に導き、自らのレベルを「全国級」から「全国屈指」に引き上げるための闘いは、これからも続いていく。