米連邦捜査局(FBI)は23日、スポーツ賭博での組織的な不正や違法なポーカーゲームに関わった疑いがあるとして、米プロバ…

 米連邦捜査局(FBI)は23日、スポーツ賭博での組織的な不正や違法なポーカーゲームに関わった疑いがあるとして、米プロバスケットボールNBAのポートランド・トレイルブレーザーズのチャウンシー・ビラップス監督(49)やマイアミ・ヒートのテリー・ロジエ選手(31)らを逮捕したと発表した。逮捕者は30人以上に上るという。

 米国では近年、スポーツ賭博を合法化する州が増えている。全国的に人気が急上昇するさなかに組織的な不正疑惑が明らかになった形だ。現役の監督と選手の逮捕にも米スポーツ界では衝撃が広がっている。

■二つの事件が摘発

 発表によると、ロジエ氏や、元NBA選手のデイモン・ジョーンズ氏ら計6人は、スポーツ賭博でNBAの選手やチームのインサイダー情報を悪用した疑いがあるという。ロジエ氏が試合を途中退場することを事前に共犯者に知らせることで、共犯者が情報をさらに別の人物らに売って大金を獲得した事例などがあるとした。

 一方、ビラップス氏を含む31人は、2019年以降、マフィア組織が絡む違法なポーカーゲームに関与していた疑いがある。「元プロ選手とプレーできる」と被害者を誘った上で、改造したカードシャッフラー(カードをシャッフルする機械)や、伏せた状態のカードをX線で読み取れる特別なテーブルを使うなどして大負けさせていた、としている。