23日のプロ野球ドラフト会議で、宮崎県内からは、延岡学園高(延岡市大峡町)の藤川敦也投手(18)がオリックスから1位指…

 23日のプロ野球ドラフト会議で、宮崎県内からは、延岡学園高(延岡市大峡町)の藤川敦也投手(18)がオリックスから1位指名を受けた。「1位は予想していなかった。うれしいが一番だが驚きでもあった」。こみ上げる感情を抑えきれず、記者会見で何度も目頭をぬぐった。

 藤川投手は福岡県飯塚市の出身。「おまえはプロに行け」とずっと声をかけてくれた野球好きの父・真一さんが小学4年のときに他界。母の七恵さん(54)が女手ひとつで育ててくれた。

 飯塚市の中学校を卒業後、県外に出れば一人でやるという覚悟が決まると延岡学園高に進んだ。2年生の春に最速153キロをマークした伸びのある速球が持ち味だ。

 父との約束を果たしたこの日は18歳の誕生日。「もちろん、今までで一番の誕生日になりました」。野球部の仲間から「ハッピーバースデー、敦也」とお祝いの合唱とともにもみくちゃにされ、胴上げで宙を舞った。(酒瀬川亮介)