プロ野球ドラフト会議が23日、東京都内で開かれ、学法石川(福島県石川町)の捕手、大栄利哉選手(18)が楽天から4巡目指…

 プロ野球ドラフト会議が23日、東京都内で開かれ、学法石川(福島県石川町)の捕手、大栄利哉選手(18)が楽天から4巡目指名を受けた。指名後に同校で会見し、「緊張していたが、心からホッとした。今はやってやるぞという気持ち」と笑顔をみせた。

 両親、佐々木順一朗監督らとネット中継を見守った。年長時代からファンだったという楽天からの指名に「4巡目という予想以上の順位に感謝している」。対戦したい選手はこの日、1巡目でロッテから指名された健大高崎の石垣元気投手だという。目標はオリックスの森友哉選手。「打てる捕手を目指す」ときっぱり。

 佐々木監督は「努力を惜しまない。やっている姿で皆を引っ張ってくれる。地肩が強く広角にも打てる。もっと足が速くなればプロでもできると思う」と話した。

 父親の敏さんは指名直後に涙があふれたという。「息の長い選手になってほしい」と話した。

 大栄選手は石川義塾中学の出身。中学時代からコンビを組んだ左腕の佐藤翼投手とともに高1の時から注目のバッテリーだった。1年秋の東北大会準々決勝では投手として1失点に抑え完投し、準決勝に勝ち進んだ。33年ぶり4回目の選抜大会にチームを導く立役者となった。

 今夏の福島大会では主将で4番を任されたが準決勝で敗退。しかし、9月のWBSC U18日本代表に東北からただ一人選ばれ、5試合に出場。県高校野球連盟から特別表彰が贈られた。(荒川公治)