【UEFAチャンピオンズリーグ】フランクフルト 1-5 リヴァプール(日本時間10月23日/ドイチェ・バンク・パルク)【…

【UEFAチャンピオンズリーグ】フランクフルト 1-5 リヴァプール(日本時間10月23日/ドイチェ・バンク・パルク)
フランクフルトのMF堂安律がフリーランニングで、リヴァプールの守備を切り崩した。秀逸なオフ・ザ・ボールの動きが先制点を演出している。
日本時間10月23日、フランクフルトはUEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第3節でリヴァプールと対戦。その26分、日本代表の10番が先制点の起点となる。
フランクフルトのMFナサニエル・ブラウンが自陣の左サイドでリヴァプールのMFフロリアン・ヴィルツからボールを奪い、左サイドでのパスワークでカウンタープレスを回避すると、自陣の中央でフリーだった堂安に縦パスが入る。
堂安はワンタッチでのハーフターンから素早くMFマリオ・ゲッツェに預けてカウンターを発動させ、中央からゴール前に駆け上がった。ボールは、左サイドのFWジャン=マテオ・バホヤに展開され、相手陣内の中央で再びゲッツェに渡る。堂安はその横を通過して追い越し、懸命に帰陣するリヴァプールの守備ブロックの穴を突くようにボックス内に飛び込んだ。ボックスの右に駆け上がったDFラスムス・クリステンセンがボールを受け取り、縦に仕掛けて右足を振り抜く。低く鋭いボールがファーに飛び、堂安の前を通過してゴールネットを揺らした。

解説・林陵平氏は「素晴らしいカウンターが決まりました」と感嘆し、「うまく右シャドーの堂安が絡みながら左サイドを作って、最後にゲッツェから右サイドに持っていく。見事な攻撃でした」と称賛した。
ファンもSNSやABEMAのコメント欄で「いいゴール」「お見事」「めっちゃ綺麗」「100点やろこの攻撃」とフランクフルトの先制点に歓喜。同時に「堂安はもう一つレベルが上のチームにいけそう。一皮むけましたね」「堂安良かったな」「受け直しの動きも無駄なくていいねぇ」「いろんな所に顔出すしシュートまで繋がるプレー作れるしエグいミドル打てるし守備までできるの何?」「パスすげー良かった」「時間を作るのが上手い」「堂安も絡んでうまかったなぁ」「堂安が受けた位置が良すぎる」「堂安のゴール前ランも効いてたな」「堂安のおかげだな」と、起点となった堂安のプレーに賛辞を送っている。
しかしその後、フランクフルトは前半だけで3失点、後半にも2失点を喫して1ー5と大敗。堂安は64分まで出場し、攻守両面でアグレッシブにプレーしたが、チームを勝利に導くことはできなかった。なお、リヴァプールのMF遠藤航との日本人対決は実現しなかった。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)