日本で声価を高めたケイは、MLBでの再挑戦を決意したようだ(C)産経新聞社 日本球界で掴んだ“成功”が、母国復帰への後押…

日本で声価を高めたケイは、MLBでの再挑戦を決意したようだ(C)産経新聞社

 日本球界で掴んだ“成功”が、母国復帰への後押しとなったようだ。現地時間10月22日、米日刊紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は、自身のXでDeNAのアンソニー・ケイが来季からMLBで新天地探しに踏み切ると見込みだと投稿した。

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 実績は十二分に積み上げた。現在30歳のケイは、入団2年目となった今季は24試合に登板し、9勝6敗、防御率1.74、WHIP0.98の好成績をマーク。NPB通算2年で48登板で15勝(15敗)ながら、防御率2.53、WHIP1.15と上々のスタッツを残した。

 契約満了となった今オフは、日本球界内での移籍の可能性も報じられたタフネス左腕。NPBで圧倒的な存在感を放った人気助っ人だが、あくまでメジャーリーグ復帰が「第一希望だ」ということか。

 今オフもMLBのFA市場は、ディラン・シーズやレンジャー・スアレス、フレディ・ペラルタなど大物投手が多く、ケイの交渉が後ろ倒しになる可能性は小さくない。それでも多くの名投手を輩出してきた日本球界で目に見える結果を出した左腕に対する評価は確固たるものがある。

 各国球界のありとあらゆる移籍専門メディア『MLB Trade Rumors』は、ヘイマン氏のポスト内容を伝えた上で「ケイは日本でアメリカにいた時よりも良い成績を残していた」と評価。過去2年で被本塁打率0.40であったことなど、MLBと比較しての成績向上を伝えた。

 無論、環境の違いは考慮されている。近年、打低投高の傾向が強まっている日本球界の実情をふまえる同メディアは「得点力が低い日本の環境を念頭に置く必要がある」と指摘。それでも「奥深く、多様な投球を駆使したケイは、ただ内容が安定していただけでなく、圧倒的な存在感を見せていた」と強調し、「日本でのシーズンは間違いなく成功だった」と断言している。

「これほど好調なシーズンを過ごしたケイがメジャーリーグ復帰を目指すのは、必然的な流れだ。2年前のFA市場では注目を浴びなかったが、ハイレベルな対戦相手に先発投手として活躍できることを証明した今、より多くの球団が獲得に動くに違いない」

 果たして、どれだけの球団がケイ獲得に動くのか。“逆輸入”の行方に注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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