鳥取県倉吉市などのコースで8月3日に行われた全国高校総体(インターハイ)の自転車競技の男子個人ロードレースで、県立倉吉…
鳥取県倉吉市などのコースで8月3日に行われた全国高校総体(インターハイ)の自転車競技の男子個人ロードレースで、県立倉吉西高(倉吉市)の吉田奏太選手(3年)が優勝を果たした。10月21日に県庁を訪れ、平井伸治知事に「大きな目標だった地元での優勝ができて、とてもうれしい」と喜びを報告した。
81キロに及ぶ過酷なレース。吉田選手は2日前の種目で落車し、「走れるかどうか分からない状態だった」。それでも「応援の声を聞きながら走れた」と地元のコースを駆け抜け、先頭でフィニッシュした。
チームのメンバーらと県庁を訪れた吉田選手は「大学進学後もしっかり成績を残せるように練習していきたい」と意気込みを語った。平井知事は「自転車と共に生きていく喜びを実感しながら、これからも頑張っていただきたい」と激励した。(富田祥広)