就任会見では三浦大輔前監督とともに登壇、守りの野球を掲げた(C)産経新聞社 DeNAは今季レギュラーシーズン2位となるも…

就任会見では三浦大輔前監督とともに登壇、守りの野球を掲げた(C)産経新聞社

 DeNAは今季レギュラーシーズン2位となるも、目標の優勝を逃がした責任を取って三浦大輔監督が勇退。替わって、相川亮二新監督が就任した。

 10月20日に行われた就任会見では三浦大輔前監督と並んで会見に臨み、捕手出身監督らしくバッテリーを中心とした守りの野球でチームづくりを進めていく方針を掲げた。背番号は三浦前監督から引き継いだ「81」となる。

【DeNA組閣】相川亮二が新監督就任へ!!『まずテコ入れするのは…』”投手出身監督”三浦大輔から捕手出身の監督へ…新監督に期待することを語る!!

 直近5年で4年連続Aクラス入り、昨年はシーズン3位からの下剋上で日本一を果たすなど確実に力をつけてきたチームをどう率いていくのか。球界内からも考察の声が上がっている。
 
 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は10月21日に自身のYouTubeチャンネルに「【DeNA組閣】相川亮二が新監督就任へ!!『まずテコ入れするのは…』"投手出身監督"三浦大輔から捕手出身の監督へ…新監督に期待することを語る!!」と題した動画を更新。相川新監督に期待することを語っている。

 今季のディフェンスチーフ兼野手コーチから監督に昇格。チームには22年から合流とすでにチーム内容を熟知していることも強みとなる。

 高木氏は相川新監督について、「可愛い後輩なんだよ」と球団OBとしての目線で語りながら、人となりに関しては「相川亮二という人間は一言でいうと人がいい」ときっぱり。

 取材に訪れたときのことを振り返り、「どんな苦しいことがあっても笑顔なんだよね」「目を見て話す」「行ったら必ず笑顔で挨拶してくれる」と話した。

 相川新監督とは2004年のアテネ五輪時もコーチと選手として接したとした上で、当時のエピソードを披露した。

 チームでは主戦捕手を城島健司が務める中、サポート役に徹するなどチームを懸命に支えたという。
 
 その頑張りに感謝して城島氏もチームを離れるときに自分のミットに日本代表ナイン、コーチなどチームに関わる人にサインを貰い、ミットをプレゼントしたという。「それぐらい相川という人間を頼りにしたし、恩があった」と誰からも愛される人柄だったと語った。

 一方で相川新監督とかつて話したときには、「人の良さだけじゃ勝てませんから」とコメントしたこともあったという。

 チームを率いる指揮官となったことで「(相川新監督は)自分を強くしていかないといけないという自覚も持つだろうし、変わって行く姿を俺は見ていきたいなと思うよね」と指導者としての成長に期待を寄せた。

 また目指す野球に関しても捕手出身監督という点からも「キャッチャーやっていて 守りで崩れていくのが1番嫌」と守備力の強化に努めるという見方を示した。

 チームも以前に比べたら、守備力もついてきたとした上で「守備中心 打つのは打てる人がいる」と守りを中心とした野球を固めていくと見る。
 
 捕手担当コーチとしてこれまでも山本祐大、松尾汐恩らの成長を見守ってきたとした上で、「大胆に攻めていくとか、奇襲をかけるとかなさそうな気はする」と戦術面はオーソドックスな形を予想する。

 動画内では新監督が「亮二で良かったな」としみじみ語る場面もあった高木氏。

 これまでチームが培ってきたものにいかに独自の色をつけていくか。1998年以来遠ざかるリーグ優勝は三浦前監督から託された”宿題”となる。相川DeNAの戦いぶりも注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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