◇欧州男子◇ジェネシス選手権 事前(22日)◇ウージョンヒルズCC (韓国)◇7367yd(パー71)松山英樹の202…

開幕前日にプロアマ戦を回る松山英樹

◇欧州男子◇ジェネシス選手権 事前(22日)◇ウージョンヒルズCC (韓国)◇7367yd(パー71)

松山英樹の2025年シーズンは、2週前に横浜で行われた米PGAツアー「ベイカレントクラシック」では終わらなかった。今週は韓国でDPワールドツアー(欧州ツアー)へ。今季、同ツアー出場は9月に英国で行われた「BMW PGA選手権」に続いて2試合目。この時期の欧州ツアー参戦は例年にない異例のスケジュール。韓国でのプレーは、19年の米ツアー「ザ・CJカップ」以来6年ぶりとなる。

公式会見に臨んだ松山英樹と中島啓太(Getty Images)

大会側の松山への注目度は高く、試合前日にはイム・ソンジェアン・ビョンフン(ともに韓国)と一緒の共同会見に出席した。出場を決めた理由を聞かれると、「ジェネシス選手権という試合が韓国であるとソンジェから聞いて、彼が出場を強く勧めてくれたんです。そこまで言ってくれるなら」と横にいるイムを向いて話した。

イムも「英樹に大会のことを説明して『出てください』と言ったら、翌週には『行くことにしたよ』と言ってくれて。すごくうれしかったのを覚えています」と“交渉”のエピソードを振りかえった。さらに「マスターズ優勝を含め、様々な業績を挙げたトップクラスの選手が韓国の大会に出ることは、韓国でゴルフを学んでいる選手たち、いまプロに転向したばかりの選手たちに非常にいいお手本になります」と松山参戦の意義を力強く語った。

もちろん松山も「出るからにはいい結果を出したい」と出場するだけでは終わらせたくない。今季は1月の米ツアー開幕戦「ザ・セントリー」で優勝したものの、その後は欧米両ツアー23試合でトップ10がゼロ。なかなか思うように戦えていない中で、浮上のきっかけをつかみたいという思惑もある。

プロアマ戦ではシャドースイングを繰り返した

松山は日曜日に現地入りして、コースを入念にチェック。精力的に練習ラウンドを行ってきた。「初めてプレーするコース。ティショットのアングルどりが難しく、グリーンのアンジュレーションも細かい。すごくタフな試合になると思うので、その辺りを気にしてプレーしたいです」としっかり戦闘モード。この日のプロアマ戦ではインコース9ホールを回り、ショットの後でしきりにシャドーでダウンスイングの動きをチェックするなど、黒宮幹仁コーチと細かな調整を行っていた。

今週は田渕大賀キャディを起用

「あしたからギャラリーの皆さんがたくさん来ると思うので、その雰囲気を楽しみながら戦いたいです。横にいる韓国のプレーヤーたちにも負けないように頑張りたい」。初日はラスムス・ニールガード・ピーターセン(デンマーク)、李昊桐(中国)と同組で午前7時40分にティオフする。(韓国・忠清南道/服部謙二郎)

共同会見に出席した松山英樹(右から2人目)、中島啓太(右端)も マスターズ覇者の注目度は高い(Getty Images)