【WRC世界ラリー選手権】第12戦 セントラル・ヨーロピアン・ラリー【映像】大ジャンプ失敗で足回り大破→それでも走る衝撃…

【WRC世界ラリー選手権】第12戦 セントラル・ヨーロピアン・ラリー

【映像】大ジャンプ失敗で足回り大破→それでも走る衝撃光景

 WRC(世界ラリー選手権)の第12戦が19日まで4日間に渡って開催。中でも競技2日目にジャンプを失敗して大ダメージを背負ったフォードのマシンが、それでも走り続ける衝撃のシーンは大きな注目を集めた。

 ドイツ、チェコ、オーストリアの3カ国での共同開催となる今大会。基本的に路面はターマック(舗装路)で統一されているが、森林地帯や市街地、ワインディングなど、各ステージはバリエーションに富んでおり、ドライバーの柔軟性や対応力が問われる。26歳のベルギー人、グレゴワール・ミュンスターは、ここまでフォード・Mスポーツのエースドライバーを務めてきたが、ワークス体制のチームとはチーム力やマシン性能の差も大きく、あまり良い結果を残せていない。しかし残り3戦、欧州で今季最後の大会でミュンスターは奮起。競技初日にワークスチーム以外では最高の9位でフィニッシュ。しかし、デイ2、午前中の最終ステージ、SS5のジャンプスポットでミスを犯してしまう。

 飛びすぎたのか、あるいは着地点を見誤ったのか、大ジャンプから着地した瞬間、コース右脇の盛土部分に激突してしまったのだ。ミュンスターの乗るプーマ・ラリー1は、その衝撃で横転しそうになるほど車体が浮き上がったが、それでもなんとか4輪を着いて、走り続けた。

 実況の布施宏倖氏が「(リアタイヤが)横に向くぐらい反ってしまっています」と言ったとおり、タイヤとホイールが相当なダメージを負ってしまったようで、根本からひん曲がっている。それでも走ろうとするミュンスターの熱心な姿勢と、車体がフラフラしながらも激しく走り続けるWRCマシンの迫力に驚かされたシーンであった。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)