NB…

 NBAの2025-26レギュラーシーズンが、10月22日(現地時間21日、日付は以下同)に開幕する。そこから「エミレーツNBAカップ2025」や「クリスマスゲーム」、「NBAオールスター2026」などを経て、2026年4月13日まで全30チームが82試合をこなしていく。

 ここでは、今月10日にNBAインサイダーのマーク・スタイン記者が配信した有料会員サイト“The Stein Line”で、スタッツに精通したジャスティン・クバコ氏が寄稿した、今シーズン中に到達することが見込めるレギュラーシーズン通算記録を見ていきたい。

 まず、今シーズンにロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが1試合でも出場すれば、NBA歴代最長のキャリア23シーズン目に突入する。40歳の大ベテランは、坐骨神経痛のため開幕から出遅れるものの、コンディションを取り戻してコートに立つ日がいつになるかは必見。

 そのほか、リーグで長くプレーしてきたベテランたちが、今シーズン中にクリアしそうな通算記録の項目一覧は下記のとおり。彼らが新たなシーズンでどんなスタートを切ることになるかも注目していきたい。また、今年3月に左ヒザの前十字靭帯を断裂して修復手術を受けているカイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)は、複数部門で好位置にいるだけに、復帰時期も気になるところだ。

※以降チーム名は略称、所属は日本時間10月20日終了時点

■NBA 2025-26レギュラーシーズンに到達が見込める通算記録リスト


・通算2万得点

アンソニー・デイビス(マーベリックス):あと1022得点

ポール・ジョージ(シクサーズ):あと1303得点

カイリー・アービング(マーベリックス):あと1567得点

・通算1万リバウンド

ルディ・ゴベア(ウルブズ):あと300本

・通算1万アシスト

ラッセル・ウェストブルック(キングス):あと75本

・通算2000スティール

ラッセル・ウェストブルック(キングス):あと45本

・通算2000ブロック

アンソニー・デイビス(マーベリックス):あと185本

・通算1611試合出場

レブロン・ジェームズ(レイカーズ):あと49試合

※ロバート・パリッシュと並んでNBA歴代トップタイに

・通算フィールドゴール成功1万5837本

レブロン・ジェームズ(レイカーズ):あと349本

※カリーム・アブドゥル・ジャバーと並んでNBA歴代トップタイに

・通算3ポイントシュート成功2500本

ポール・ジョージ(シクサーズ):あと151本

・通算3ポイントシュート成功2000本

CJ・マッカラム(ウィザーズ):あと11本

マイク・コンリー(ウルブズ):あと70本

カイリー・アービング(マーベリックス):あと124本

クリス・ポール(クリッパーズ):あと140本

ティム・ハーダウェイJr.(ナゲッツ):あと156本

・通算ダブルダブル500回

アンドレ・ドラモンド(シクサーズ):あと16回

ルディ・ゴベア(ウルブズ):あと24回

アンソニー・デイビス(マーベリックス):あと30回

ヤニス・アデトクンボ(バックス):あと38回

・通算トリプルダブル100回

ルカ・ドンチッチ(レイカーズ):あと18回

【動画】昨シーズンにレブロンが決めたトップ10ダンク集!