大リーグは20日(日本時間21日)、ポストシーズン(PS)のアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)の最終第7戦…

 大リーグは20日(日本時間21日)、ポストシーズン(PS)のアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)の最終第7戦があり、ブルージェイズがマリナーズを4―3で破って、通算4勝3敗で32年ぶり3度目のリーグ優勝を決めた。

 24日(日本時間25日)から、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希らが所属し、ナショナル・リーグを制したドジャースと、ワールドシリーズ(WS)を戦う。

 ブルージェイズは、1977年の球団創設以降変わらずに本拠をカナダ・オンタリオ州トロントに置く。大リーグで唯一、アメリカ以外に本拠がある球団だ。

 チーム名の由来となったブルージェイとは、カナダの国を象徴する鳥アオカケスのこと。ブルージェイズの試合前には、アメリカの国歌だけでなく、カナダの国歌も演奏される。

 チームの中心選手は、生え抜きの一塁手ゲレロ。父がカナダ・ケベック州モントリオールに本拠を置くエクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)に所属していたため、カナダ出身でチームに対する愛着が強い。

 通算221勝の41歳右腕シャーザーや、オールスター選出4度の強打者スプリンガーなども所属している。過去に日本選手では、川崎宗則や菊池雄星が在籍していた。

 実は、大谷、佐々木ともちょっとした因縁がある。

 大谷が2023年にエンゼルスからフリーエージェント(FA)となり、新しい所属先を決める交渉にはブルージェイズも参加していた。AP通信によると、ドジャースへの入団決定後、GMは球団のキャンプ施設を大谷が見学していたことも認めていた。

 また、交渉が大詰めを迎えていた頃に一部米メディアが「大谷がトロント行きの飛行機に乗った」と誤報。ブルージェイズへの入団決定かと、一時騒ぎになった。

 佐々木がメジャー挑戦する際も、ドジャース、パドレスとともにブルージェイズが移籍先候補の最後の3球団の一つだった。

 ブルージェイズはリーグ優勝した1992、93年はいずれもWSも制している。その時以来の「世界一」を目指す。(安藤仙一朗)