ブルワーズで3本の確信弾を放ち、衝撃を生んだ大谷(C)Getty Images ついにレジェンドから“感謝の言葉”が飛び…

ブルワーズで3本の確信弾を放ち、衝撃を生んだ大谷(C)Getty Images
ついにレジェンドから“感謝の言葉”が飛び出した。
今、米球界内で特大の娯楽となっているのは、現地時間10月17日に本拠地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で大谷翔平(ドジャース)が披露した異次元のプレーだ。
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大注目の一戦で「1番・投手兼指名打者(DH)」として先発登板した天才は、投手として7回途中を投げ、被安打2、無失点、10奪三振と快投。打っても場外弾を含む3本塁打とマークしたのだ。
1試合で一人の選手が3本塁打と10奪三振を記録したのは、メジャーリーグ史上初の快挙。二刀流の元祖ともされるベーブ・ルースや、往年の大打者であるハンク・アーロンといった球史に残るレジェンドたちですら成しえなかった離れ業を大谷はやってのけたのである。
おそらく後世に語り継がれるであろう“伝説的なワンマンショー”の余波はいまだ収まる気配がない。目の当たりにしたMLBのレジェンドからも感嘆の声が上がった。米スポーツ専門局『FOX Sports』のコメンタリーとして、大谷への解説を求められた元レッドソックスの大砲デビッド・オルティス氏は、「俺たちは誰もベーブ・ルースの全盛期を生で見ていない。それでも嬉しいのは、まさにこの時代に生まれて、ショウヘイの偉大さを目にしていることなんだ」と強調した。
現役時代にDHを主戦場とし、MLB通算541本塁打を放ったオルティス氏。過去に大谷に対して「MLBのかわいい女の子」と皮肉ったこともあるが、その考えも改まったようである。「たぶん左打者で最も偉大と思われているのはバリー・ボンズだ。だけど、それは間違いなのかもしれない」とも続ける49歳は、こうも断言した。
「俺たちはヤバすぎる男を見ているんだ。ショウヘイが打って、投げる姿を、同じ時代、同じ人生の時の中で見ているんだよ。誰かが彼に難癖をつけようと関係ないよ。俺は彼を見ていることが最高に楽しいのさ」
球史に名が刻まれ、間違いなく人々に「伝説的な偉人」として記憶されるであろう大谷。その一挙手一投足は、野球の本場でとてつもないフィーバーを巻き起こし続けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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