【セリエA】ジェノア 0-0 パルマ(日本時間10月19日/ルイジ・フェラーリス)【映像】至近距離弾を弾く「神業セーブ」…

【セリエA】ジェノア 0-0 パルマ(日本時間10月19日/ルイジ・フェラーリス)
パルマに所属する日本代表GKの鈴木彩艶が、異次元の反射神経で超至近距離からのヘディングシュートを防いだ。圧巻のワンハンドセーブにファンが驚愕している。
インターナショナルウィークで日本代表としてパラグアイ戦、ブラジル戦にフル出場した鈴木は日本時間10月19日、セリエA第7節のジェノア戦でもスタメンでゴールを守った。
パルマは序盤からジェノアに主導権を握られ、さらに42分にはDFニアカテ・エンディアエが2度目の警告で退場するなど劣勢を強いられた。しかし鈴木がビッグセーブを連発し(枠内シュート7本をすべてセーブ)、スコアレスドローに持ち込んでいる。
中も圧巻だったのが、82分のミラクルセーブだ。左サイドからカットインしたFWロレンツォ・ベンチュリーノにインスイングのクロスを入れられ、ゴール前に入り込んだFWジェフ・エカトールにフリーでヘディングシュートを許した。
しかし、集中していた鈴木は、飛び出そうとした動きをキャンセルしてシュートに備える。超至近距離からのシュートとなったが、驚異的な反射神経で右に飛び、右手を伸ばしてボールを弾き出した。これには実況の河村太朗氏も「セーブ!これも止めた!!わぁ…驚異的です」と驚きを持って伝えた。
現地メディアからも大絶賛

さらにサッカーファンたちも大興奮。ABEMAのコメント欄には、「ほんとに人間か?」「バケモンやん」「なにいまの」「超反応」「神セーブ」「人外だ」「相手チーム絶望するだろこれ」「今季最優秀セーブやろ」「何回も見たいセーブ」「神がかっている」「あれ止めれんのか」「右手だけで国宝級」「猫みたいな反射神経」「どうやって止めた?」「SUZUKIが世界に轟いたな」など称賛の声が並んだ。
後半アディショナルタイムにはセリエAでは初となるPKストップを見せた鈴木は、公式のマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。試合後には「とてもタフな試合でした。最後は一人少ない状況でしたが、それでも粘り強く戦い、貴重な勝点1を獲得することができました」と充実のコメントを残した。
なお現地メディア『PARMA live』は、鈴木の個人採点にチーム最高の「8」を付け、「間違いなくマン・オブ・ザ・マッチ。試合終了間際に2度もチームを救った。エカトールへのセーブはまさに本能の産物、PKは奇跡に近いセーブだった。今季は多くの批判を受けたが、パルマを敗北から救ったのは彼だった」と称賛している。
(ABEMA de DAZN/セリエA)