◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(19日)◇日光カンツリー倶楽部 (栃木)◇7238yd(パー70…
◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(19日)◇日光カンツリー倶楽部 (栃木)◇7238yd(パー70)
通算3アンダーで並んだ片岡尚之とのプレーオフが決まり、原敏之(はら・さとし)は「ようやく芽生えました」と優勝を強く意識し始めたという。松山英樹、石川遼らと同世代となる1991年生まれの34歳は、初シード獲得を目指して今季を過ごしてきた。昨年「カシオワールドオープン」をシード圏内で迎えるも予選落ちを喫し、賞金ランク72位で終幕。初シード獲得を逃した。
「今週でシードを決めたい」。今週はその一心だった。首位と7打差の6位から出たこの日は1番からバーディを先行。5番、6番と連続バーディを奪い、7番でこの日初めてのボギーになったが、そのまま崩れることなく13番(パー5)でバーディを取り返した。「リーダーボードは見るタイプ」と戦況もしっかり把握しながら優勝争いにいることは把握していた。
トップを走っていた清水大成が12番(パー3)でダブルボギーを喫して、4組前で回る原が16番(パー3)を終えた時点で1打差になった。17番でラフからの3打目が手前のエッジに当たってミスショットをするなど4オン2パットのダブルボギーに。
「あそこでダブルボギーにしたおかげで開き直って18番は入れることができた。今後の課題でもあるけど、良くも悪くも自分らしかった」と2mのバーディパットを沈めた最終ホールを評した。
プレーオフでは1ホール目(18番)でパーオンを逃して約2.5mのパーパットを外して終戦。それでも2位で2310万円を稼ぎ、賞金ランキングは29位(3183万6382円)につけた。しかし、優勝すれば来年の海外メジャー「全英オープン」に加えて「マスターズ」に行けた。
「プレーオフするまでは優勝とか自分の中であんまりないと思っていたけど、負けたら悔しい気持ちが出てきて。(プレーオフの)パーパットは手がうまく動かなくてミスパットになったけど、こういうポジションでプレーができるのを実感できたうれしさと、プレーオフに負けた悔しさでちょっと複雑。ショットに集中できていたとは思うけど、ちょっと準備不足だった」と素直に大舞台での一戦を振り返った。(栃木県日光市/石井操)