(19日、第78回秋季東海地区高校野球大会準々決勝 中京大中京14―3岐阜城北) 大差をつけられた試合終盤。それでも岐…

 (19日、第78回秋季東海地区高校野球大会準々決勝 中京大中京14―3岐阜城北)

 大差をつけられた試合終盤。それでも岐阜城北の主将・今井健遊撃手(2年)は笑顔で仲間を鼓舞し続けた。「力を出し切るにはリラックスした状態が大事。笑顔での声かけを意識しました」。

 夏の岐阜大会には二塁手で出場。新チームで遊撃手にコンバートされて間もないが、守備に定評がある。球際の強さや送球が持ち味だ。この日も相手の中京大中京の観客席から「うまい」「やるなあ」と嘆声がもれた。

 チームは五回に反撃したが、序盤の失点が重すぎた。打たせて取る戦術だったが、「相手の勢いにのまれた。投手はストライクゾーンで勝負できず、打撃も淡泊になってしまった」と悔やむ。

 1年生だった昨夏、甲子園のスタンドで見た先輩たちの躍動は忘れられない。「すごく行きたい思いを持っています」。

 来夏の聖地を目指すための形は決まっている。「守備が一番大事。粘って守り勝つ野球を目指していきたい」(高原敦)