◇米国女子◇BMW女子選手権 3日目(18日)◇パインビーチGL(韓国)◇6785yd(パー72)朝鮮半島の南西端、ヘ…
◇米国女子◇BMW女子選手権 3日目(18日)◇パインビーチGL(韓国)◇6785yd(パー72)
朝鮮半島の南西端、ヘナム郡に2009年にオープンしたパインビーチGLはことし、米女子ツアーを初めてホストした。海岸線に27ホールを擁するゴルフ場はクラブハウスもモダンでピカピカ。ただし、首都ソウルからは遠く、最も近い鉄道駅のある木浦(モッポ)という街までは車で50分かかる。
こんなところまで、お客さん来るのかなあ…。開幕前日に首をひねっていたところ、返答してくれたのは畑岡奈紗。「どうですかね、でもパク・ソンヒョンのファンなら来るんじゃないですか」。ツアー参戦9年目。26歳の予想はやっぱり当たっていた。
2017年「全米女子オープン」、18年「全米女子プロ」覇者のパクは32歳。シャープなフェイスラインと真っ白な肌、最近はカーゴパンツに身を包み、ボーイッシュな出で立ちが多くのファンの心をつかんで離さない。「他とは違う」「並外れた」の意味である「ナムダラ」のニックネームを崇拝する多くの応援団がラウンド中、ロープの外を帯同。インスタートの“裏街道”を回った3日目も100人近くを常時引き連れた。
「クールなカッコよさがあるからなんですよ」と教えてくれたのは、米女子ツアー3勝の野村敏京。日本女子ツアーで選手に声援を送るファンは中年以上の男性が中心だが、こちらは女性の割合が約半数(もっと多いかも)を占める様子だ。
ところで野村は今週、コーチとしてコースに来場。最近、19年の「全米女子オープン」を制したイ・ジョンウン6を指導し始めたという。韓国ツアー参戦前に同姓同名プレーヤーが5人いたことから、“6”を付けた同選手も人気の的。ラッキー7ならぬ、「ラッキー6」の愛称がファンの間で定着し、サポーターのキャップにはロゴが光る。ちなみに“5”までの選手には特別な呼ばれ方はないそうだから、ニックネームはやはり人気の高さの証明と言えそう。
キム・ヒョージュの大応援団「シューティングスター」は、そろいのえんじ色のキャップが目印。メジャー3勝のチョン・インジのニックネーム「フライングダンボ」の黄色いグッズを身にまとうファンも幅を利かせている。最近では20年「全米女子オープン」優勝のキム・アリムが「クイーン・アリム」として売り出し中。こちらは自ら名付けたという噂だ…。(韓国・ヘナム郡/桂川洋一)