ブルワーズクラブハウスで脱帽【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス) ブルワーズは17日…
ブルワーズクラブハウスで脱帽
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)
ブルワーズは17日(日本時間18日)、敵地でドジャースとリーグ優勝決定シリーズ第4戦に1-5で敗れシーズンが終わった。「1番・投手兼指名打者」で出場したドジャースの大谷翔平投手に3本塁打を浴び、投げては7回途中10奪三振無失点の快投を披露された。これにはブルワーズベンチも称賛せざるを得なかった。
異次元のパフォーマンスで圧倒された。初回に3者連続三振を喫すると、その裏に先頭打者弾を浴びた。4回2死では1試合2発となる4号ソロを右中間場外へ。打球速度116.9マイル(約188.1キロ)、飛距離469フィート(約142.9メートル)の特大弾だった。7回1死でもバックスクリーン左へ5号ソロ。ポストシーズン1試合3発は史上11人目だった。
投げては6回まで0を並べられた。7回には無死一、二塁のチャンスを作り、何とか引き摺り下ろしたが、2番手ベシアの前に無得点に倒れた。手も足も出ず4連敗。それでも試合後のナインからはすっきりとした表情が見られた。
MLB公式サイトのブルワーズ番アダム・マカルビー記者は2018年のナ・リーグMVP、クリスチャン・イエリッチ外野手のコメントを紹介。「おそらく、野球史上で最高レベルの試合だね。こういう活躍が今までにどれだけあったのかわからないけど、そんなに多くはないだろうね。6回10奪三振だったかな? それに3本塁打。素晴らしい活躍だった。彼が最高の選手であるのには、理由があるんだ。彼は今夜、それを示したんだ」とすっきりと語った。
他にも3発目を被弾したタイラー・メギル投手も言及。ブルワーズの地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」のトッド・ロシアク記者が自身のX(旧ツイッター)に投稿した動画内で「6イニング以上投げて3本塁打。100年間で誰も見たことがないと思う。先発として素晴らしいピッチングで、どうすることもできなかった」と笑顔で語った。(Full-Count編集部)