【日本代表vsブラジル代表 10月14日】■ブラジルは「強い特別なチーム」 ブラジル人にとって、日本はサッカーが下手な国…
■ブラジルは「強い特別なチーム」
ブラジル人にとって、日本はサッカーが下手な国。そんな日本にブラジルが“逆転負け”をしてしまった。過去13戦、2つの引き分けはあったが、負けだけはなかった。それなのに、日本が勝ってブラジルが負けた。
日本とブラジルの試合が最初に行われたのは1989年7月23日、リオデジャネイロだった。この試合に私は行っていないが、2回目の対決になる1995年6月6日、リヴァプールで行われたアンブロカップからは続けて見てきた。
引き分けはなぜか、コンフェデレーションズカップの2回だけ。スコアに関係なくブラジルは強い特別なチームだった。ブラジル戦だけは見ておきたいという強い衝動にかられた。
イングランド、日本、ドイツ、ポーランド、ブラジル、シンガポール、フランスで12試合も見た。
■歴史に刻まれた「初めて勝った日」
14度目の対戦。
ヴィニシウス・ジュニオール、ガブリエウ・マルチネッリ、ロドリゴ、リシャルソン、カゼミロなど、そうそうたる顔ぶれ。それを名将カルロ・アンチェロッティ監督が率いる。
サッカーは何が起きるかはわからない。それでも、どう見ても日本に勝ち目はないと思っていた。
だが、引き分けはあっても勝ちはないという概念は覆された。
後半、南野拓実が1点を返した。
伊東純也がボールを奪って走った。日本が攻めていた。それは猛攻だった。
中村敬斗が同点にし、上田綺世が逆転のヘッダーを決めた。
フレンドリーマッチであっても、10月14日の東京スタジアムは、「初めて日本がブラジルに勝った日」として歴史に刻まれた。
長く見ていると、予期しないことに遭遇する。