優勝馬にはマイルCSへの優先出走権が付与されるマイル戦。過去10年間でこのレースをステップに本番へと向かった馬は[3…
優勝馬にはマイルCSへの優先出走権が付与されるマイル戦。過去10年間でこのレースをステップに本番へと向かった馬は[3-0-1-21]だから、見逃せないレースだ。舞台となる東京競馬場芝1600mは向正面右側の2角付近からスタートするワンターンコース。3角にかけてなだらかな上り坂となっており、そのあとは直線に設けられている坂まで下っていく。どんな場合でもマイル戦に求められるものはスピードと瞬発力。過去10年間で上がり最速馬は[3-4-1-2]だが、今年は逃げ馬不在のペースに耐えられる精神力も問われるレースとなりそうだ。
◎ガイアフォースは今春の安田記念2着。3歳秋にはセントライト記念に勝って菊花賞で1番人気に支持された馬だが、操作性の高さとスピード競馬への対応力を評価されて、マイル部門へと舵を切り、安田記念4着、4着、2着。京都競馬場で行われたマイラーズC2着ほかフェブラリーS2着もあるように広いコースは特性を生かせる舞台だ。春の安田記念は半マイル通過46.7秒という緩い流れを中団で追走。最後は馬場の良いところを追い込んだが勝ち馬には0.2秒及ばなかったが力は示した。当時から1kg減の57kgなら上位争いを期待できる。
〇ソウルラッシュは昨秋のマイルCS優勝馬。富士Sは22、24年2着と相性も悪くなく、59kgも5歳秋の京王杯AH1着、レコード決着となった今春の中山記念3着で克服している。この春は、ドバイに遠征し、ドバイターフにも勝っている。前走の安田記念は昨年の香港マイル以来のマイル戦。前半は、やや促されながらの追走だったが、最後は1番人気の支持を受けていた馬らしく正攻法の競馬で外から力強く伸びた。結果的にはガイアフォースに交わされての3着だったが、十分に力を示した。
▲ジャンタルマンタルは朝日杯FS、NHKマイルC、そして安田記念優勝馬。マイル戦は様々な不利が重なった香港マイルを除けば[4-0-0-0]。ゲートセンスが良くスピードがあるので楽に先行でき、そのスピードを最後まで維持することが出来る。前走の安田記念も好スタートから先行し、最後は楽に抜け出した。昨年も、このレースを目標としていたが、体調整わずに回避。今回はその雪辱戦だ。今回は別定重量59kgを背負うことになるが、筋肉質タイプの大型馬ゆえに大きく割り引く必要はなさそうだ。
△キープカルムはしらさぎS優勝馬。このレースは前後半の半マイルが47.2秒〜45.8秒という流れをマイペースの後方待機。最後は狭いところを割ってでるようにメンバー最速の末脚で突き抜けた。まだ伸びしろもありそうだ。
札幌2歳Sに勝ち、NHKマイルC2着△マジックサンズと、東京マイルで3勝を記録している△ウォーターリヒト、最後に一昨年のNHKマイルCに勝ち、今春の安田記念でメンバー最速の末脚を繰り出した△シャンパンカラーの名前を挙げておきたい。