ブラジル戦での決勝点で上田の評価は、さらに上がったようだ(C)Getty Images フェイエノールトの上田綺世がオラ…

ブラジル戦での決勝点で上田の評価は、さらに上がったようだ(C)Getty Images

 フェイエノールトの上田綺世がオランダリーグ再開を前に、はやくも脚光を浴びる存在となっている。クラブ加入3シーズン目の今季、開幕からの8試合でリーグトップの8ゴールをマーク。驚異的な得点力でチームを首位に押し上げ、さらに今月のインターナショナルウィークでも強烈なインパクトを残した。

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 日本代表としてパラグアイ代表、ブラジル代表戦に出場。それぞれのゲームで得点を挙げており、ブラジル戦では3-2の劇的白星を呼び込む、決勝ゴールという大仕事をやってのけた。

 クラブ、日本代表と、いずれも高いパフォーマンスを残している上田。シーズン序盤において、プレーヤーとしての大きな成長を印象付けている。もちろん夏から現在までの活躍ぶりにより、再開を迎えるシーズンへの期待も高まることとなり、日本人ストライカーの評価を改めて見直す声も聞こえてきている。

 フェイエノールトの情報を発信する『FR12.nl』では10月16日の特集記事において、リーグ戦再開初戦に向け、「何といっても今週の絶対的な主役は、好調を維持しているアヤセ・ウエダだ」などと評し、日本代表でのパフォーマンスに言及。「彼は2試合で2得点を記録し、そのうち1点はブラジル戦での決勝弾だった」などと振り返った。

 さらに、今季クラブでのゴール量産の内容も踏まえ、「長い間否定的に見てきたウエダのプレーを素直に認めるために、日本流の考え方から学ぶ価値がある」などと論じている。

 他にも、オランダメディア『1908.nl』も上田がここまで残している結果を称えており、「ファン・ペルシから信頼を得た今、彼は完全に開花している。やはり『忍耐は美徳』という言葉が改めて証明された形だ」と説明。

 同メディアは、「エールディビジ通算55試合で20得点。そのうち8得点は直近8試合で決めたものだ」と今季の好調ぶりをフォーカスし、その上で力を発揮しきれずにいた過去2シーズンの内容と比較し、「長く影の存在であり続けた末に、フェイエノールトでの忍耐がついに報われつつある」などと見解を示している。

 クラブ、代表、それぞれでエースストライカーとしての頼もしさを増し続けている上田。今後、世界トップクラスの点取り屋という評価を受ける日も、そう遠くはないかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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