第78回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、朝日新聞盛岡総局など後援)の決勝が17日、岩手県花巻市の花…
第78回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、朝日新聞盛岡総局など後援)の決勝が17日、岩手県花巻市の花巻球場であった。八戸学院光星は花巻東(岩手)に2―3で敗れ、7年ぶりの優勝はならなかった。花巻東は11月に開かれる明治神宮大会に出場する。
八戸学院光星は一回に2安打などで1点を先取。しかし、四回に3連打などで3点を奪われて逆転された。九回には1点差に迫る粘りをみせたものの、あと一歩及ばなかった。(小田邦彦)
■17人出場の総力戦、収穫も課題も
収穫もあり、課題も残り。八戸学院光星の秋の大会が終わった。
決勝の先発は背番号10の及川琉汰投手(2年)だった。「先を見据えたので」と仲井宗基監督。準決勝まで全試合で先発していた大黒柱の北口晃大投手(2年)をあえて起用しなかった。
及川投手は4回3失点。「自分の失点で負けてしまい、悔しいです」。ただ、及川投手の後は北口投手を含めた3投手で無失点。仲井監督が言う「大黒柱の次の新しい柱」とまではいかなかったかもしれないが、決勝の舞台で投手陣が経験を積んだ。
野手にしてもそう。決勝に出場した選手は投手を含めて17人。総力戦だった。九回に1点差に迫り、なお2死二、三塁まで攻め立てた。最後は三振に打ち取られたが、底力をみせた。
もちろん、勝ちきれなかったことは課題でもある。残塁は13。相手投手陣から好機はつくっても、ここ一番は抑えられた。打力の差は点差以上に見せつけられた。
ただ、チームに悲壮感はない。「力はついてきたと思う。もっと伸びていきそうなチーム」と主将の北口投手。さらに力を高めて、来年1月の選抜出場校発表を待つ。(小田邦彦)