今週の土曜日は、東京競馬場で富士ステークス(GII・芝1600m)が行われます。 過去10年の富士Sは3歳馬が3勝、…

 今週の土曜日は、東京競馬場で富士ステークス(GII・芝1600m)が行われます。

 過去10年の富士Sは3歳馬が3勝、4歳馬が5勝、5歳馬が2勝となっており、6歳以上の馬は0勝となっています。6歳以上の馬は年齢的に大きな上積みに期待できないばかりか、ピークを過ぎている馬も少なくありません。そのような馬が若い馬を相手に勝ち切るのは至難の業と言えそうです。

 また、過去10年の富士Sで6歳以上の馬は39頭が出走し2着2回のみとなっています。複勝率5.1%、複勝回収率8%と悲惨な成績に終わっていますし、今年の富士Sも年齢を重ねすぎている馬には過度な期待をしない方が賢明かもしれません。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
7歳以上
[0-0-0-12]複勝率0%
該当馬:シャイニーロック、ソウルラッシュ
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。

 上位人気が予想されるソウルラッシュが該当しました。

 6歳以上の馬が苦戦しているのは先述した通りですが、馬券に絡んだのはすべて6歳馬。7歳以上の馬はすべて馬券圏外となっています。7歳以上の馬は能力のピークを過ぎている可能性が高いですし、実際に結果を残せていないことを考えると大きな割引が必要と言えそうです。

 該当馬に挙げたソウルラッシュは7歳の高齢馬。近走を見ると安定した成績を残しており、能力の衰えは感じられません。しかし、高齢馬の中にはひと夏を越して急に結果を残せなくなる馬もいますので、ソウルラッシュも前走までのような走りができない可能性もあります。

 また、今回の舞台である東京芝1600mでは6戦して2着2回3着2回ですが勝ち星は挙げられていません。富士Sには22年、24年に出走し2着2回となっていますが、この時は斤量が22年は57キロ、24年が58キロとなっています。今年は59キロを背負っての出走になりますし、今回も取りこぼす可能性は十分にありそうです。

 実績的には最右翼の存在と言える本馬ですが、過去の富士Sの傾向や斤量面を考えると人気で買うほどの魅力は感じられません。配当的に妙味は薄いですし、ここは思い切って本馬の評価を下げることも視野に馬券は組み立てたいところです。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。