◇米国女子◇BMW女子選手権 2日目(17日)◇パインビーチGL(韓国)◇6785yd(パー72)最終18番、ピンの左…
◇米国女子◇BMW女子選手権 2日目(17日)◇パインビーチGL(韓国)◇6785yd(パー72)
最終18番、ピンの左サイドから6mのバーディパットを流し込んだ山下美夢有はそれで満足いかなかった。2打目がちょっと気に入らない。「やっぱり9番アイアンで打っているので、もうちょっとピタッと寄せたいところかなと思います」。機械のような精密さは日々、自ら設定する高いハードルによって作られる。
22位スタートのこの日は、前半4番で先行したボギーを取り返す展開となった。グリーン手前のバンカーからピンそば1mに寄せた6番(パー5)から3連続バーディ。「3、4mくらいのバーディパットが決まってくれて、流れ良く回れた」と着実にスコアを伸ばした。
前の組のプレーを待った後半13番(パー3)は、ティショットでピン右1.5mにつけたチャンスを確実に生かす。16番からはまたも3連続バーディを奪った。
「66」で通算10アンダーの6位に浮上しながら、自分のフィーリングと正面から向き合う。「球は曲がっていなくて、ある程度フェアウェイに行って、パーオンして…というのはできてるんですけど…。でも、なんか自分の中ではやっぱり良いショットでピンに寄せたい。なんか気持ち悪い感じで打っている感じなので、その辺が取れれば、もっと良いんじゃないかと思うんですけど…」。ここ2日間でフェアウェイキープに失敗したのは2回だけ。ボギーも1日1つに抑えていても、突き詰めるところがある。
8月の「AIG女子オープン」(全英女子)でメジャーを初制覇。世界ランキングは6位、米女子ツアーの年間ポイントレースは3位につけてはいても、立場も気持ちもルーキーのまま。2週前の「ロッテ選手権」から8連戦目、11月20日(木)開幕のシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(フロリダ州ティブロンGC)までオフを設けるつもりはない。
「今はとりあえず、考えてなくて」というのは調子のピークのこと。「目の前の試合に集中して…とは思います。でも疲れは溜まってくると思うので、その時、その時で対応できるようにしたい」。プレー中の考え事は多くても、一年の終わりまで無心で駆け抜ける。(韓国・ヘナム郡/桂川洋一)