川口夏実/齋藤咲良は強豪ペアに惜敗 10月16日、女子ツアー「木下グループジャ…

川口夏実/齋藤咲良は強豪ペアに惜敗
10月16日、女子ツアー「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)ダブルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の川口夏実(Radius7)/齋藤咲良(富士薬品)は、ストーム・ハンター(オーストラリア)/デジラエ・クラフチュク(アメリカ)に6-3,2-6,[8-10]の接戦で敗れ、惜しくも4強入りとはならなかった。

【画像】「木下グループジャパンオープン」シングルス&ダブルス組み合わせ

19歳の齋藤と23歳の川口は、今大会が初めてのペアリング。今大会1回戦でワイルドカードの木下晴結(ミキハウス)/園部八奏(IMG)を6-1,6-4で下して準々決勝に進むと、準々決勝でハンター/クラフチュクと対戦した。

元ダブルス世界ランク1位のハンターは、前週行われたWTA1000武漢でツアー通算9度目(パートナーはカテリーナ・シニアコワ)のタイトルを獲得。元ダブルス世界ランク7位のクラフチュクは、今年2月のWTA250シンガポールでツアー通算12勝目(パートナーはジウリアナ・オルモス)を挙げており、ダブルスで豊富な経験を持つ相手だ。

その強豪ペアに対して川口/齋藤は、第1セット第1ゲームでブレークに成功し幸先の良いスタートを切ると、40-40のピンチを乗り切るとともに第5ゲームもブレークしてリードを広げて4-1に。ハンター/クラフチュクに1つブレークを返されたが、5-3で3度目のブレークし6-3でセットを奪う。

しかし、第2セットは計3度のブレークを許して3-6で落とし、10ポイントマッチタイブレークに突入。息詰まる攻防の中、川口/齋藤は先にリードを奪ったが、じわじわとハンター/クラフチュクに追い上げられると、プレッシャーのかかる場面となった8-8で、齋藤が痛恨のダブルフォールト。マッチポイントを握られて、直後のポイントを落として敗戦。惜しくもベスト4入りを逃した。