【スーパーフォーミュラ】第10戦(決勝・10月12日/富士スピードウェイ)【映像】話題を呼んだドライバーの“合図”(実際…

【スーパーフォーミュラ】第10戦(決勝・10月12日/富士スピードウェイ)

【映像】話題を呼んだドライバーの“合図”(実際の様子)

 悪天候の影響で決勝レースが中止となった日本最速を競う一戦だったが、同日に行われた予選でドライバーが出した“合図”がクローズアップされ、ファンや視聴者の間でちょっとした話題を呼んだ。

 予選Q2。残り2分を切ろうかという場面で、docomo business ROOKIE・大嶋和也のマシンが、エアインテーク付近の赤いランプを点灯させながら1コーナーを通過。これにABEMAの中継で解説を務めたレーシングドライバーの松下信治は、「これはもうアタックしていますね」と言及し、続けて「ランプがチカチカしている=“アタックしていますよ”という合図です。任意なんですけれど」と、その仕組みを解説した。

 実況を務めた田中大貴アナウンサーも「頭の上の赤いランプですか?」と反応。これに松下は「押さない人もいるのですが、一応前に“俺はアタックしているよ”とアピールする」ものだと解説し、チームごとにスイッチの設置場所も異なると明かした。スタジオゲストでタレントのマギーも「知らなかった!」と驚きの声をあげた。

 続いて牧野任祐、太田格之進両選手が1コーナーを抜ける場面では、田中アナウンサーが「太田選手はつけましたね」と実況すると、マギーも「みんなつけてる!」と言及するなど注目を集めた。

 悪天候で“レース”が見られなかった週末で、意外と知らない“合図”の仕組みがちょっとした話題となった雨の富士。玄人にとってはお馴染みかもしれないが、こうしたディテールに着目するとレースの楽しみが広がりそうだ。(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)