静岡マラソン実行委員会が来春の「静岡マラソン2026」に出場するランナーの募集を始めた。今大会は「車いす」「親子ラン」…

 静岡マラソン実行委員会が来春の「静岡マラソン2026」に出場するランナーの募集を始めた。今大会は「車いす」「親子ラン」の2部門を新設。親子ランは人気が高く、当初の募集定員に達したため、17日午後8時から追加募集を始める。

 大会は来年3月8日(日)に開かれる。定員はフルマラソン(42・195キロ、制限時間6時間)が1万2千人、ファンランの部(11・6キロ、同90分)が1200人。車いすの部(同40分)は30人、親子ランの部(同30分)は100組200人で距離はともに約1・6キロ。

 新設の2部門は「車いすでも挑戦したい」「親子で参加したい」という市民の声を反映させて設けたという。両部門とも市民文化会館をスタートして駿府城公園内堀を走り、中央体育館前にゴールする。「車いす」は中学生以上で自走用、介助用の利用者が対象で、競技用や電動などでは参加できない。「親子ラン」は障がいの有無にかかわらず、年長から小学3年生までの子どもと親が対象。今月2日午後8時に50組100人で募集を開始したところ、約20分で定員に達したため、さらに50組100人の追加募集枠を設けた。

 参加料はフルマラソンが1万6千円、ファンランが4千円、車いすと親子ランがともに2千円。

 参加申し込みは大会ホームページ(https://www.shizuoka-marathon.com/)で受け付ける。期限は11月13日。先着順で定員になり次第に締め切る。問い合わせは大会実行委員会(054・251・3369)。(本間久志)