10月12日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、40台以上のマシンが頂点を争う日本最高峰のレース「スーパーGT」の魅力…

10月12日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、40台以上のマシンが頂点を争う日本最高峰のレース「スーパーGT」の魅力を紹介。あの近藤真彦が率いるチームの臨場感抜群のレース展開に、視聴者からも多くのコメントが寄せられた。
番組では、クラス(速さ)の異なる車両が激しく混走する「スーパーGT」の魅力を紹介。戦績に応じて一定のウェイト(重り)がマシンに積まれるサクセスウェイト制度など、最後の最後まで優勝チームが予想できない特徴を解説した。
今シーズンも残すところあと2戦となったスーパーGTだが、9月に行われた第6戦にその面白さが凝縮されていた。その第6戦決勝の会場となったのは、宮城県のスポーツランドSUGO。コース幅の狭さや高低差などからレース展開が荒れやすいことで知られており、“魔物が棲む”とも言われている。
GT500クラスでは3連覇に挑む「au TOM's GR Supra」が1位につけており、そのサクセスウェイトはなんと上限の100キロ。一方、マッチこと近藤真彦が監督を務める「リアライズコーポレーション ADVAN Z」はもっとも軽い1キロで、この上位と下位でのウェイト差が劇的なレース結果を生み出すことになる。

開始早々、15位のリアライズが軽さを活かしてTOM'sを捉えると、レース中盤には4位まで順位を上げる。しかしGT300クラスの車両との混走となり、文字通り一触即発の状況に。やがて多重クラッシュが起こり、レースは一時中断となった。
そしてレース終盤、リアライズが「Astemo CIVIC」を抜き去り2位に躍り出ると、マッチ監督も思わず身を乗り出し「よっしゃー!」と咆哮。サクセスウェイト58キロの1位「DENSO」との一騎打ちとなり、ついに最終ラップではマッチの「行けーっ!!」という叫びが届いたのか執念のオーバーテイクを見せ、9年ぶりの優勝をもぎ取った。
この臨場感抜群のレース展開に、視聴者からも「マッチ テンション爆上がり」とコメントが。さらに「モータースポーツはもっと凄さ伝わるといいんだけどね」「面白そう」「運転してみたいな」などとスーパーGTの魅力についても大きな反響が寄せられていた。
(ABEMAスポーツタイム)