◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前(15日)◇日光カンツリー倶楽部 (栃木)◇7238yd(パー70)…
◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前(15日)◇日光カンツリー倶楽部 (栃木)◇7238yd(パー70)
前週のPGAツアー「ベイカレントクラシック」を日本勢最上位の4位で終えた金谷拓実は、13日(月)から開幕前日までに計36ホールを練習ラウンドした。「62」でプレーして自己ベストスコアを更新した最終日の出来も含め、前週は「いい準備ができたらやっぱり結果につながる」ことを改めて実感した。「今週は今週でしっかりリセットして、コースと向き合いたい」と疲労を感じさせずに話した。
14日(火)はプロアマで18ホールを回り、15日(水)はアウト9ホールをチェックした。今週は「自分にとっては特別な試合」と重きを置く。アマチュア時代の2015年から連続11回目の出場で、トップ10入りはアマチュアで臨んだ17年の2位を含め4回。「この試合で優勝したいという気持ちはすごくある」。開催90回の歴史があるタイトルへの憧れは尽きない。
今年の優勝者は翌年の「全英オープン」出場権に加え、「マスターズ」に招待されるという特典付き。大舞台への出場権を自ら手に入れられるチャンスが、意識を占める割合は大きい。「自分らしいプレーができるように、しっかり良い準備をして臨みたい」と意気込んだ。
今年7月の全英オープン(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)では、メジャー13大会ぶりに予選を通過した。一方で、マスターズ出場は2022年が最後だ。再びマグノリアレーンを通って白亜のクラブハウスに向かうための挑戦が始まる。(栃木県日光市/石井操)