34年ぶりの大相撲ロンドン公演のため現地入りした大の里(C)Getty Images 大相撲のイギリス・ロンドン公演が現…

34年ぶりの大相撲ロンドン公演のため現地入りした大の里(C)Getty Images
大相撲のイギリス・ロンドン公演が現地時間10月15~19日に行われる。同地での開催は1991年以来34年ぶり。会場のロイヤル・アルバート・ホールでは、準備が着々と進められている。
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横綱・豊昇龍や大の里ら40人以上の力士が参加予定。現地も盛り上がりを見せている中、英紙『The SUN』はファンに対して「力士が客席に飛び込んで、押しつぶされる可能性がある」といった警告の記事を掲載した。
圧倒的なパワー、神聖な儀式に加え、ドラマが交錯する取組が期待される一方で、『The SUN』は会場側の「競技の一環として、力士が土俵から転落して観客席付近に落ちる。または投げ飛ばされる可能性があります」という注意喚起のコメントを紹介している。
記事では「観客に降りかかるのは力士だけではない」として「土俵から塩や砂がまかれることもある」と警鐘。日本同様に力士と観客の間に仕切りはない。最前列は座布団が用意されるが「足腰に不安のある人には推奨されていない」と記し、「主催者は『リスクはすべて自己責任』としている」と呼びかけた。
同メディアは大相撲の説明として「1500年以上の歴史を持ち、神道と深く結びついた競技だ。力士は“まわし”のみを着け、塩をまいて土俵を清め、邪気を払うなど、厳格な伝統に従っている」と述べた。激しさと危険性から、主催者は8歳未満の子どもの最前列観戦を控えるように勧告しているという。
それでも、約5000席の会場は5日間、満員が予想されている。記事では「大相撲のロンドン凱旋は“一世一代の機会”として注目を集めている」と強調し、34年ぶりの開催に英国のファンが胸を高鳴らせている様子を伝えた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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