第78回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、朝日新聞盛岡総局など後援)の準決勝2試合が14日、盛岡市の…
第78回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、朝日新聞盛岡総局など後援)の準決勝2試合が14日、盛岡市のきたぎんボールパークであった。第1試合は八戸学院光星が聖光学院(福島)に7―0で快勝。第2試合は花巻東(岩手)が東北(宮城)に4―1で勝った。来春の選抜大会の東北地区出場枠は3で、16日の決勝に進んだ両校は選抜への出場が濃厚となった。
八戸学院光星は一回に1点を先制。その後も走者を出した回はすべて得点するなど、そつのない攻撃をみせた。投げてはエース北口が要所を締めて、完封した。(小田邦彦)
(第78回秋季東北地区高校野球大会準決勝 八戸学院光星(青森)7―0聖光学院(福島))
勝利をぐっと引き寄せる一打は、3番打者の一振りから生まれた。七回、点差を5点に広げる3点適時打を放った新谷翔磨選手(2年)は「(決勝進出に)ホッとしています」とほほ笑んだ。
2死満塁で打順が回ってきた。「夏の大会はチャンスの場面で代打で使ってもらうことが多かったので、自信満々でした」。2球目、外角のスライダーをたたくと、打球は左中間へ。「会心の当たり。打った瞬間抜けたと思いました」。走者一掃の三塁打となった。
180センチ、81キロで、強打が売りの右翼手。仲井宗基監督も「どんな時でも自分のバッティングをしてくれる」と評する。そんな新谷翔選手と切磋琢磨(せっさたくま)するのが、二卵性双生児の兄で5番打者の新谷契夏(せつな)選手(2年)だ。お互いに打撃の動画を撮り、アドバイスし合っている。そのかいあってか、新谷翔選手は2回戦で本塁打を放ち、この日は3安打。新谷契選手は準々決勝で2安打と、好調を維持している。
決勝の相手は花巻東。「目標は優勝です。気は抜けないです」。東北の頂を取りにいく。(小田邦彦)