柴原瑛菜 第5シードに完敗で初戦敗退 10月14日、女子ツアー「木下グループジ…
柴原瑛菜 第5シードに完敗で初戦敗退
10月14日、女子ツアー「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/世界ランク184位)は、第5シードのマリー・ボウズコワ(チェコ/同41位)に1-6,1-6のストレートで敗れ、初戦突破とはならなかった。
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27歳の柴原は、今季2月のWTA250オースティンで予選から出場し8強入り。7月には自己最高となる116位を記録している。
今大会は、昨年に続いて2度目の出場。昨年は予選から出場し、フルセットの戦いを2試合制して本戦入り。初戦ではマッカートニー・ケスラー(アメリカ)に4-6,1-6で敗れている。
初戦の相手は、今年7月のWTA250プラハで3年ぶりとなるツアー通算2勝目を挙げたボウズコワ。第1セット、いきなりブレークを許した柴原は、積極的な攻撃で第3ゲームをキープする。だが、トップ50のディフェンスは強固で、守備から攻撃への切り替えも早い。
1-2からさらに2度のブレークを許して、1-6で第1セットを失った柴原は、第2セットで挽回したいところ。しかし、デュースの場面できっちりポイントを奪っていくボウズコワからブレークポイントを握ることができない。1-1から一気に5ゲーム連取を許して1-6とストレートで敗れた。
「相手も良かったけど、自分自身も良いプレーを出すことができなかった」と涙を流した柴原。芝シーズンで右肘を痛めて、その後は適度に休養を取りながらプレーを続けていた。今大会に合わせて状態を上げてきたとしながらも、それでも練習量や試合数を重ねることができず、ラリーのフィニッシュで決めきることができなかったとした。
昨年に続いて初戦を突破したボウズコワは、2回戦でビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス/同60位)と対戦する。