【スーパーフォーミュラ】第9戦(決勝・10月11日/富士スピードウェイ)【映像】ピットで発覚!“付けっぱなし”→取り外す…

【スーパーフォーミュラ】第9戦(決勝・10月11日/富士スピードウェイ)

【映像】ピットで発覚!“付けっぱなし”→取り外す信じ難い光景

 週末2連戦ともに雨に翻弄された日本最高峰のレース。雨量の多さからセーフティカー先導で周回するなか、小出峻(San-Ei Gen with B-Max)が3周目で急遽ピットイン。その理由は“信じ難いミス”だった。

 11日午前に行われた予選から雨が降り続いた富士スピードウェイ。セーフティカー先導でレースがスタートしたものの、雨量が多く危険と判断されたため、7周目で赤旗中断となった。そうしたなか、3周目で急遽ピットインしたのが小出だ。

 ピットインした小出のマシンは、タイヤ空気圧を調整するなどのピット作業をせずにピットアウト。実はエンジン吸気のファンとオンボードカメラのカバーを付けっぱなしで走行していたのだ。小出のオンボード映像では、走行中に自身でカバーを外す姿と、ピットでカバーを受け渡す姿が捉えられていた。

 中継で解説を務めたレーシングドライバーの松下信治氏も「これは多分チームのミスだと思うんですけれど、ファンを取り忘れたのかな」と言及。もし、通常のレーシングスピードで走っていたら、コース上にカバーを落としてマシンにダメージを与えかねない。スタッフの考えられないミスに、ドライバーの小出は「マジでどないやねんですよ。まぁちょっと落ち着いていきましょうか」と無線で怒りを表した。

 レースはこの後、2度目の赤旗が掲示され悪天候のため14周で終了。翌12日の第10戦も中止となったが、荒れた週末の混乱ぶりを象徴する一幕となった。(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)