メジャー公式サイトが4戦目の先発を予想する大谷翔平(C)Getty Images ドジャースは現地時間10月13日に敵地…

メジャー公式サイトが4戦目の先発を予想する大谷翔平(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間10月13日に敵地でブリュワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦を迎える。デーブ・ロバーツ監督は、同12日に行われた記者会見で、第1戦先発はブレーク・スネル、第2戦先発は山本由伸と発表した。

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 メジャー公式サイト『MLB.com』では、ドジャースの先発ローテーションの予想記事を掲載。タイトルの副題で「オオタニはドジャー・スタジアムでの第4戦で登板へ」と記した。

 ロバーツ監督の談話に加え、ドジャースタジアムでの最初の2試合は「タイラー・グラスノー、そして大谷翔平の順で先発することになりそうだ」と伝えた。

 記事では指揮官がブルペンデーに頼ることなく、4人の先発でリーグ優勝決定シリーズの最大7戦をカバーする意向を示している。その上で、スネル、山本、グラスノー、大谷という順番が「理にかなっている」理由にも触れた。

「スネルは第1戦の先発として、中4日で第5戦に登板可能となる」「山本は第2戦と第6戦の間が中5日の休養となる。彼は中4日で先発した経験がない」「グラスノーは第3戦と第7戦の間が中4日の休養となる」

 これにより、大谷の同シリーズ中の登板は第4戦の一度だけとみられる。前回登板からは中12日と、十分すぎる登板間隔を空けられる。

 フィリーズとの地区シリーズでは、18打数1安打9三振とバットは沈黙した。『MLB.com』はロバーツ監督のコメントとして「このシリーズでは、ショウヘイの打撃面での異なる結果を期待している」と紹介。ただ、同時に「彼を(先発ローテの)後ろに回したことは、打撃のパフォーマンスとは全く関係がない」とも添えた。

 ブリュワーズとは今季レギュラーシーズンは6戦全敗。“ゆとりローテ”の恩恵を受け、二刀流は投打で大暴れとなるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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