山本由伸の女房役を誰が務めるかにも注目が集まる(C)Getty Images ドジャースは現地時間10月13日に敵地でブ…

山本由伸の女房役を誰が務めるかにも注目が集まる(C)Getty Images
ドジャースは現地時間10月13日に敵地でブリュワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦を迎える。デーブ・ロバーツ監督は、同12日に行われた記者会見で、第1戦先発をブレーク・スネル、第2戦先発を山本由伸に託す意向を示した。
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ドジャース専門メディア『Dodger Blue』が配信した公式YouTubeチャンネルの動画内で、指揮官は「ヤマ(山本)が第2戦を投げる。だから順番はブレーク(スネル)、そしてヤマだ。どちらも通常の感覚で投げられる投手たちだからね」と説明した。山本は14日の第2戦先発後、中5日で第6戦に向かう計算が立つ。
そんな右腕は、フィリーズとの地区シリーズでは第3戦に先発。3回までノーヒット投球も、4回先頭のカイル・シュワバーに被弾したのをきっかけに3失点。結局、5回途中での降板を強いられ、負け投手となった。
ドジャースが誇るエースを、恩師はどう見ているのか。10月12日に放送された『TBS』系「サンデーモーニング」に、前オリックス監督の中嶋聡氏がスポーツコーナーのご意見番として出演。山本の話題を向けられると「そこまで悪くないと思うんですよ。だだですね…」と女房役についての希望を口にした。
「スミス選手がレギュラーなんですけど、ロートベット選手と組んでから、すごく内容が良かったので。山本由伸の時は、ロートベット選手でいってほしいなという願望がありますね」
先日のフィリーズ戦は、ウィル・スミスがマスクをかぶっていた。一方で、7月にトレード加入したベン・ロートベットとは、9月6日のオリオールズ戦で初めてバッテリーを組み、9回二死までノーヒットノーランの快投。以降もコンビを継続し、無双状態に入った。
オリックス時代も、山本先発時はメインで若月健矢と組ませてきた中嶋氏。「誰がいいというわけではないんですよ。山本由伸は適応できますので。ただ、投げやすそうだなという感じだったので、組ませていました」と理由を明かした。
フィリーズとの地区シリーズ4試合は前半2試合がロートベット、後半2試合はスミスが先発した。果たして山本の女房役は、どっちが務めるのか。恩師の「願望」は届くか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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