日本ハム・矢澤の走塁を高木豊氏は褒めちぎった(C)産経新聞社、CoCoKARAnext編集部 パ・リーグのクライマックス…

日本ハム・矢澤の走塁を高木豊氏は褒めちぎった(C)産経新聞社、CoCoKARAnext編集部

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは、2位・日本ハムが本拠地エスコンフィールド北海道で3位・オリックスに2連勝。10月15日から始まるソフトバンクとの同ファイナルステージ進出を決めた。

【動画】レイエス逆転2点タイムリー!一塁走者・矢澤の俊足もチェック

 12日の第2戦は主砲のバットと、韋駄天の足で逆転した。1点を追う8回二死一、二塁。フルカウントからフランミル・レイエスが右翼フェンス直撃の当たりを放った。二塁走者の細川凌平に続き、一塁走者・矢澤宏太も頭から滑り込んでホームイン。球場が熱狂に包まれた。

 オリックスはクッションボールを処理した右翼手・廣岡大志から、中継プレーに無駄は一つもなかった。それだけに、投球と同時にスタートを切れるカウントだったとはいえ、矢澤の俊足とベースランニングの巧みさが際立った。

 これに大感激だったのが、大洋、横浜で活躍し、現役最終年の1994年は日本ハムでプレーした高木豊氏だ。高木氏は自身のインスタグラムを更新。ストーリーズでは号泣する様子が映し出された。

 自宅のリビングとみられる場所でテレビ観戦。「何か久しぶりに野球で感動した」と声を震わせ「矢澤の足。シングルヒットだよ。一塁から帰って来るバカいるか?びっくりだよ」と独特の表現を交えて、褒めちぎった。

 矢澤は高木氏のYouTubeチャンネルの熱心な視聴者とあって、それを知っているからこそ思い入れも強い。最後まで「いや、すごい。何か感動して涙が出る。こんなことないのにな」と称賛が止まらず、涙で鼻をすすり上げた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「あたかもワープしたかのよう」日本ハム・レイエスの逆転打に直結した25歳韋駄天の足は「神」 2連勝でCSファイナル進出

【関連記事】「この選手抜きでは今年は難しかった」新庄監督に言わしめた日本ハム27歳ユーティリティープレイヤーの存在感 圧巻の.302「実力で4番に座っている」

【関連記事】「今年ファームにいたら、野球人生終わりだと思っている」"12球団トップ弾"を放った日本ハム5年目外野手が示した「覚悟」