高校野球の秋季近畿大会大阪府予選最終日は12日、GOSANDO南港野球場であり、決勝で大阪桐蔭が9―8で近大付を破り、…
高校野球の秋季近畿大会大阪府予選最終日は12日、GOSANDO南港野球場であり、決勝で大阪桐蔭が9―8で近大付を破り、2年ぶり13度目の優勝を果たした。3位決定戦は金光大阪が3―1で太成学院大に勝った。上位3校は18日から奈良・さとやくスタジアムである近畿大会の出場権を獲得。大阪桐蔭は12年連続、近大付は8年ぶり、金光大阪は4年ぶりの出場となる。(渋谷正章)
◎…大阪桐蔭が打撃戦を制した。逆転された直後の八回、代打能戸の安打を足がかりに内海、谷渕の連続適時打で再び試合をひっくり返した。近大付は吉岡、藤尾、山口の3投手をつないで逃げ切りを図ったが、かわしきれなかった。
■チーム救った4番の一振り
追い詰められた大阪桐蔭を救ったのは4番だった。八回、1点を返し、なお1死一、二塁で打席に谷渕瑛仁選手(2年)。フルカウントから左中間を破る2点適時二塁打を放ち、逆転に成功した。
昨秋の府予選は決勝で履正社に敗れて準優勝。続く近畿大会は1回戦で滋賀学園に敗れ、今春の選抜大会出場を逃した。昨年に続き府予選決勝で負ければ、また悪い流れになってしまいかねない。「走者をかえすのが4番の責任」。強い気持ちで打席に入った。
18日から近畿大会が始まる。谷渕選手は「勝ちきって、必ず甲子園に行きたい」と表情を引き締めた。(渋谷正章)
◎…金光大阪がしぶとく勝利をものにした。六回、1死二塁から敵失とスクイズで2点を挙げ、逆転。先発の岸は毎回のように得点圏に走者を許したが、1失点でしのいだ。太成学院大の投手陣もよく投げたが、粘り切れなかった。
■「ラッキーな雨」仮眠後に逆転
3位決定戦は雨のため、三回を終了したところで1時間10分中断した。0―1とリードを許していた金光大阪は、横井一裕監督の指示で選手が30分ほどベンチ裏で横になって仮眠した。これが功を奏し、以降は相手に得点を許さず、逆転勝利につなげた。横井監督は「朝が早く、眠そうな表情の選手が多かったが、あれで顔がすっきりした。うちにとってはラッキーな雨でした」(渋谷正章)