3回3失点で降板したオリックス・宮城(C)産経新聞社 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦…

3回3失点で降板したオリックス・宮城(C)産経新聞社

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦が、10月12日にエスコンフィールド北海道で開催。3位・オリックスが2位・日本ハムに対して、2回は杉本裕太郎の先制ソロ、3回は紅林弘太郎の勝ち越し3ランと、試合を優位に進めた。

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 ところが、3回裏に暗転した。先発の宮城大弥が一死から安打と死球で一、二塁のピンチを招いた。ここで清宮幸太郎の鋭い当たりはセンターへ。中堅手・廣岡大志が果敢にダイビングキャッチを試みたが、無情にも届かず、打球はフェンスまで転がっていった。

 結果は三塁打で、一気に2者が生還。1点差に詰め寄られた。中継局の『GAORA』で解説を務めた日本ハムOBの稲田直人氏は、清宮の打撃を称えつつも「(打球が)後ろに逸れたから言うんですけど、後ろに逸らしちゃいけない。ダイビングするなら、前に落とす必要があった」と苦言を呈した。

 二塁走者は足が速くないフランミル・レイエス。点差を考えても、無理を強いる場面とは言えなかっただけに、「一死満塁から0点に抑えられる可能性もあったので」と続けた。

 オリックスは宮城を3回で降板させ、4回から第3戦(13日)の先発も予想されていた九里亜蓮が登板。試合は4-3とオリックス1点リードで6回に突入した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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