ドジャースは4年連続オールスター出場のタッカー獲得に動くか(C)Getty Images カブスは現地時間10月11日、…

ドジャースは4年連続オールスター出場のタッカー獲得に動くか(C)Getty Images
カブスは現地時間10月11日、敵地で行われたブリュワーズとの地区シリーズ第5戦に1-2で惜敗。通算2勝3敗となり、ナ・リーグ優勝決定シリーズへの進出を逃した。
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そんなカブスのスター選手をドジャースが獲得に動くかもしれない。専門メディアの『Dodgers Nation』は、記事の冒頭で「ドジャースが、2025年シーズンをもってフリーエージェント(FA)となるシカゴ・カブスのオールスター選手、カイル・タッカーの獲得チームの一つと見られている」という『New York Post』のジョン・ヘイマン記者の談話を伝えている。
カイル・タッカーは2022年から今年まで4年連続のオールスター出場。アストロズ時代の2023年には、ア・リーグの打点王を獲得した。2019年以降は毎年、OPS(出塁率+長打率)が8割を超えている好打者だ。
今季も25盗塁をマークし、2022年にはゴールドグラブ賞受賞歴もある守備力も兼ね備えた万能型外野手だ。そのため、記事でも「タッカーがもしロサンゼルスに来れば、ドジャースのラインナップにおけるおそらく最大の穴、すなわちレフトを埋めることができるかもしれません」と論じている。
今季のドジャースは左翼での出場機会が最も多かったのは、マイケル・コンフォートだったが、打率.199、12本塁打、36打点と「期待外れ」の結果に終わった。ポストシーズンでは、ロースターから外れている。獲得を仮定した場合には、右翼タッカー、左翼テオスカー・ヘルナンデスが「現実的」としている。
記事では、ヘイマン記者のコメントとして「カブスがタッカーに3億ドル以上(456億円以上)を費やすとは考えにくい」「彼ら(カブス)がこれまで巨額契約を避けてきた歴史を考えると、ドジャース、ジャイアンツ、その他のチームがより可能性が高いだろう」と紹介した。
タッカーは近年、故障がちではありながら、まだ28歳。ライバル球団とのマネーゲームに発展する可能性も十分に考えられるが、万能性と年齢面からすれば、「穴」を長期的に埋める最善の選択肢となるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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