ポストシーズンに入って極端に成績が落ち込んでいる大谷(C)Getty Images 結果以上に内容の悪さが目立つ状況に厳…

ポストシーズンに入って極端に成績が落ち込んでいる大谷(C)Getty Images
結果以上に内容の悪さが目立つ状況に厳しい声が飛んだ。
今季のレギュラーシーズンでリーグ最高勝率を記録したフィリーズとの激闘を制したドジャースは、2年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出。投打が噛合ったスター軍団は、21世紀初のワールドシリーズ連覇に向け、突き進んでいる。
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そんなチームにあって“一抹の不安”となっているのが、「主砲」である大谷翔平の状態だ。チームが劇的なサヨナラ勝ちを収めた今月9日の試合でも4打数ノーヒットに終わった背番号17は、フィリーズとの地区シリーズでは打率.056(18打数1安打)、0本塁打、OPS.206、9三振と低迷。ポストシーズン全体でも打率.148、1本塁打、OPS.603と猛打が鳴りを潜めている。
無論、相手に強烈なマークを受けている影響は計り知れない。レギュラーシーズンで、55本塁打、OPS1.014を記録した大谷に対しては、対峙する誰もが「いつだって爆発する可能性がある」(フィリーズのロブ・トムソン監督談)と強い警戒をしている。
それでも打席での内容が芳しくないのも事実。ボールの見極めが仕切れず、強引に打ちに行くようなスタンスも見える大谷現状は、やはり本調子とは言い難い。
ゆえに指揮官からも手厳しい指摘を受けている。現地時間10月11日に『Sports Net LA』など米複数メディアのオンラインインタビューに応じたデーブ・ロバーツ監督は、「大部分は左投手との対戦が続いていた原因だと思う」と強調。大谷が苦手としているサウスポーとの勝負を強いられているケースが“不振”の招いているとした上で、「だが、レギュラーシーズンで左と対戦する時は、このポストシーズンほど悪くなかった」とも論じ、その現状に苦言をしている。
「地区シリーズでは、ボール球に対してよく手が出ていたし、ストライクに対しては消極的だった。だから、ショウヘイが自分自身で(内容を)振り返ってくれることを期待しているよ。間違いなく打席内でのクオリティーを改善する必要がある。過去のシリーズの経験を生かして、改善してほしい」
さらに「私たちには、彼にもっとよくなってもらう必要がある」と投げかけたロバーツ監督は、「あのパフォーマンスではワールドシリーズに勝つことはできない」と断言。悩めるスラッガーに、あえて発破をかけ、奮起を促している。
果たして、指揮官の強い言葉は大谷にどう響くのか。現地時間10月13日から始まるリーグ優勝決定シリーズでのパフォーマンスに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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