リーグ優勝決定Sは24年ぶり、4番ポランコのサヨナラ打で決着【MLB】マリナーズ 3ー2 タイガース(日本時間11日・シ…
リーグ優勝決定Sは24年ぶり、4番ポランコのサヨナラ打で決着
【MLB】マリナーズ 3ー2 タイガース(日本時間11日・シアトル)
マリナーズは10日(日本時間11日)、本拠地で行われた地区シリーズ第5戦でタイガースにサヨナラ勝利。試合開始から4時間58分の死闘となったが、本拠地の声援を背に白星を掴んだ。リーグ優勝決定シリーズ進出は、イチロー氏がマリナーズ1年目の2001年以来24年ぶり。悲願のワールドシリーズ初出場へまた一歩前進した。
2勝2敗で並び、勝った方が地区シリーズ突破となる第5戦。マリナーズは2回1死からネイラーが左二塁打を放ち、三盗で1死三塁にすると、ガーバーの犠飛で先制した。しかしスクーバルの前に、続くロブレスから4回のスアレスまでポストシーズン新記録となる7者連続三振。今季13勝左腕の快投に打線が沈黙した。
追加点を奪えないまま迎えた6回、無死二塁で登板した2番手スパイアーがカーペンターに2号2ランを浴びて逆転を許した。しかしスクーバルが交代した直後の7回、代打リバスの左前適時打で同点にすると、両チーム一進一退の展開で延長に突入した。
タイガースは12回に2死満塁、マリナーズは12回と13回に無死一、二塁のチャンスをつくるも得点を奪えず。5時間に迫る熱戦に決着がついたのは15回、1死満塁でポランコが右前に執念のサヨナラ打を放ち、3勝2敗で地区シリーズを突破した。
マリナーズは12日(同13日)から敵地で始まるリーグ優勝決定シリーズでブルージェイズと対戦。メジャー史上最多タイ記録の116勝を挙げた2001年でも届かなかった球団史上初のワールドシリーズ進出を目指す。(Full-Count編集部)