【キリンチャレンジカップ2025】日本代表 2-2 パラグアイ代表(10月10日/パナソニックスタジアム吹田)【映像】消…

【キリンチャレンジカップ2025】日本代表 2-2 パラグアイ代表(10月10日/パナソニックスタジアム吹田)
日本代表のエースが土壇場で結果を残した。
サッカー日本サッカー代表は10月10日、国際親善試合でパラグアイ代表と対戦。今シーズンは所属するフェイエノールトでオランダリーグ8試合8ゴールと絶好調のFW上田綺世は、4日後のブラジル戦も見据えてベンチスタートとなった。
しかし、日本は試合終盤を迎えて1-2と劣勢。上田は89分にスクランブルで投入される。すると5分後の90+4分、値千金の同点ゴールを挙げるのだ。
セットプレーのこぼれ球を右サイドで拾ったMF伊東純也が、鋭いクロスをパラグアイのDFとGKの間に蹴り込む。ニアサイドで反応してヘディングを狙ったDF瀬古歩夢はボールに触れなかったが、ファーサイドで上田が倒れ込みながらへディングシュートを叩き込んだ。
リプレイ映像で見ると、相手DFと激しく身体をぶつけながら、オフサイドポジションから中央に戻って再びファーに飛び込むという、“消える動き”を駆使した実にストライカーらしい流れからのゴールだった。
「サッカー少年達は勉強になるよ」の声も

スタジアムが騒然となった上田の同点弾には、SNS上のサッカーファンたちも大興奮。「あれは合わせるの難しい」「ポジショニング完璧」「これが日本のエースや」「上田のマークの外し方はさすがやね」「伊東からのクロスから遠ざかるように“消える動き”がお見事」「5分で状況を変えれる男」「動き直しが完璧」「起死回生のダイビングヘッド」「一度ペナルティーマークぐらいまで下がって、急にファーに入ってきてる動き方。サッカー少年達は勉強になるよ」など称賛の声が相次いだ。
上田は試合後のフラッシュインタビューで、「チャンスを逃さないように意識はしていた。こぼれ球ですけど、準備が結果になって嬉しいです」とコメント。そして、「今日は勝てませんでしたけど、チームとして良い準備をして臨んでいるんで、次は勝利という結果を残せるように頑張りたいです」と続けた。
その“次の試合”は、10月14日のブラジル戦。10日に韓国代表を5-0とまさに粉砕したサッカー王国を相手に、上田は再びゴールネットを揺らせるか。期待したい。
(ABEMA/サッカー日本代表)