今週の土曜日は、東京競馬場でサウジアラビアロイヤルカップ(GIII・芝1600m)が行われます。 サウジアラビアロイ…
今週の土曜日は、東京競馬場でサウジアラビアロイヤルカップ(GIII・芝1600m)が行われます。
サウジアラビアロイヤルCがGIIIに格付けされた16年以降の9レースを見ると、前走初角で2番手以下の馬が7勝2着8回3着8回と良績を残しています。前走初角2番手以下の馬は控える形や馬群の中での競馬をしているケースが多いため、その経験がプラスとなり好結果を生んでいるのかもしれません。
一方、前走初角1番手の馬については逃げる競馬で馬群に包まれていないでしょうし、前に馬を置く形にもなっていないことが多いため、前回と違う控える形になった時に脆さを見せる危険性があります。実際、前走初角1番手の馬は2勝2着1回3着1回となっていますし、前走で逃げるような形になっている馬よりも、2番手以下に控える形を経験している馬の方を評価すべき一戦ということが言えるかもしれません。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走初角1番手(ただし、前走を0.3秒以上の差で勝った馬は除く)
[0-0-0-7]複勝率0%
該当馬:ガリレア、チュウワカーネギー、マーゴットブロー
(過去の該当馬:24年フードマン3番人気7着)
※特に言及のない限り、データは16年以降のGIIIに格付けされたサウジアラビアRC(計9レース)を対象にしています。
上位人気が予想されるチュウワカーネギーが該当しました。
チュウワカーネギーの前走は新馬戦で初角を1番手通過。ゴールまで一度もハナを譲ることなくデビュー勝ちを収めています。ただ、2着馬との着差は0.1秒でしたし、過去の傾向からすると危険な人気馬になりそうです。
また、本馬は500キロを超える大型馬で前走を見ると大トビで完歩の大きな走り。前走はハナを切ったことでノビノビと走れていましたが、馬群に包まれた際には窮屈な走りになって力を出し切れない可能性も考えられます。今回はチュウワカーネギー以外にも前走を逃げて勝った馬が出走を予定していますし、必ずハナを切れるとは限りません。前走で逃げているので馬群に包まれる経験もしていないですし、人気ほどの信頼はしづらい印象です。
今回の一戦がチュウワカーネギーにとって試金石の一戦になりますが、力を発揮できずに負ける可能性も十分にありえそうです。人気で配当妙味も薄いとなれば、本馬の評価を思い切って下げることも一考したいところです。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。