◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 初日(10日)◇東名CC(静岡)◇6435yd(パー72)◇曇…

大勢のギャラリーに見守られて…渋野日向子は28位でスタート

◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 初日(10日)◇東名CC(静岡)◇6435yd(パー72)◇曇り(観衆3046人)

平日ながら大勢のギャラリーが詰めかけ、大会初日としては3番目の大入りとなる3046人を記録した。「米国にいると見られる光景ではないので、本当に幸せなこと」。優勝した2021年大会以来の出場となる渋野日向子は、大声援と熱気を背に3バーディ、ノーボギーの「69」プレー。首位に4打差の3アンダー28位で、約7カ月ぶりの今季国内2戦目をスタートした。

グリーンを狙うショットは安定

「今日は安定していた」というショットはパーオン率88.9%(16/18)を記録。後半15番の2打目ではフェアウェイから「しょーもない外し方」というミスでグリーン右エッジに落としたが、ピンサイドの約10ydから58度のウェッジでチップインバーディを奪う。「ムカつきながらですけど入って良かった」という一打で大歓声を浴びた。

国内ツアーでは2021年10月「富士通レディース」1R以来のノーボギーにまとめたが、「もう少しバーディを量産したかったというマインドのほうが強い。もの足りなかった」と悔しさもにじませる。スコアの伸びを鈍らせたのは31打を要したグリーン上のプレー。「タッチは合うけど入らない。今年はずっと続いている」という米ツアーからの傾向は今週も見られ、一筋違いでカップを逸れるたびに観衆から大きなため息が漏れた。

チャンスを逃すシーンも多かった

それでも最終18番(パー5)では、「あれぐらいの距離があまり入っていなかった」という3mのチャンスを決めてバーディフィニッシュ。「18番は獲りたかったので良かったし、明日につながるといい」という締めくくりで、待ち受けるギャラリーの大歓声に包まれた。

開幕前にテーマに挙げていた一定のスイングリズムについては「最近にしては良かった」と評価した。パターはマレット型のテーラーメイド「スパイダーツアーV ダブルベンド」を初投入。「最近パットのイメージがあまり良くなかったので“流行り”に乗った感じです」という初めてのスパイダーモデルも試しつつ、2日目以降の上位進出を狙う。(静岡県裾野市/塚田達也)