来春の選抜高校野球大会につながる第153回北信越地区大会は、11日から富山県で熱戦が始まる。新潟、富山、石川、福井、長…
来春の選抜高校野球大会につながる第153回北信越地区大会は、11日から富山県で熱戦が始まる。新潟、富山、石川、福井、長野の各県から計16校が出場。県勢は上田西(県大会1位)、長野日大(同2位)、松本国際(同3位)の3校が頂点を目指す。
1回戦で、上田西は帝京長岡(新潟3位)と対戦する。吉崎琢朗監督は「ずぬけた選手はいないが、チーム力で勝ち上がってきた」。夏から秋にかけ、試合をするごとに力をつけてきたという。リードした展開で継投に持ち込めるかがポイントになる。
長野日大は地元の高岡第一(富山2位)との顔合わせ。県大会で1試合平均5.7点を挙げた打線が、1年生主体のチームに打ち勝てるか。松本国際は左腕エースの和田頼生投手を軸に、強力打線の敦賀気比(福井1位)に挑む。
この大会の戦績は、選抜大会の出場校を選考する際の材料になる。北信越地区には、二つの出場枠が割り振られている。(志賀英樹)