7回と8回を3者凡退…最速100.7マイル【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間10日・ロサンゼルス) ドジャー…
7回と8回を3者凡退…最速100.7マイル
【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間10日・ロサンゼルス)
ドジャース・佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、本拠地フィリーズとの地区シリーズ第4戦の8回からマウンドに上がった。8回は1回を3者凡退に封じる完璧投球を見せ、9回にもリリーフでは初の回跨ぎで続投した。
佐々木はドジャースが同点に追い付いた直後の8回から登板。2番のカイル・シュワーバー外野手、3番のブライス・ハーパー内野手、4番のアレク・ボームとの上位打線と対峙し、右飛、三飛、ニゴロと抑え込み、8球で1回無安打無失点に抑えた。場内は“朗希コール”が巻き起こった。
さらに9回も続投。先頭のブランドン・マーシュ外野手を二ゴロ、JT・リアルミュート捕手を100.2マイル(約161.2キロ)のフォーシームで空振り三振、マックス・ケプラー外野手も三飛に抑えた。最速は100.7マイル(約162キロ)だった。
佐々木は4日(同5日)、敵地・フィリーズとの地区シリーズ第1戦で初めてセーブシチュエーションで登板した。1回1安打無失点1奪三振で日米通じて初セーブを挙げた。そして6日(同7日)の第2戦では9回2死一、三塁で緊急登板。首位打者のトレイ・ターナー内野手を2球で抑え、2試合連続セーブを記録した。
デーブ・ロバーツ監督は第3戦の会見で、佐々木がセーブシチュエーションで登板する「第1の選択肢」になると明言。“守護神”として期待を寄せた。(Full-Count編集部)