文:座間辰弘(ラリーズ編集部)11月期の卓球世界ランキングITTF(国際卓球連盟)から2017年11月期の卓球世界ランキングが発表された。男女ランキングTOP10は以下の通り。男子世界ランキングトップ10[table id=81 colum…

文:座間辰弘(ラリーズ編集部)

11月期の卓球世界ランキング

ITTF(国際卓球連盟)から2017年11月期の卓球世界ランキングが発表された。
男女ランキングTOP10は以下の通り。

男子世界ランキングトップ10

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女子世界ランキングトップ10

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男子の張継科(前回6位)と許昕(前回3位)、女子の丁寧(前回1位)が直近4ヶ月の国際大会に出場していないためランキングから外れ、その影響で他の選手の順位が繰り上がることになった。※詳細は後述

日本男子は、丹羽孝希が自己最高位の5位となり、水谷隼を抜き日本人トップに躍り出た。

この結果は世界ランクのポイント計算の仕組みによるところも大きい。丹羽も水谷も男子ワールドカップでともにベスト8となり、両名とも同じボーナスポイント(30pts)が付与された。ところが丹羽は世界ランク上位の馬龍(中国・世界ランク1位)に負け、水谷は世界ランクで格下のサイモン・ゴジ(フランス・同8位)に惜敗したことなどが影響し、最終的に丹羽の53ポイントに対し、水谷が10ポイントしか加算されなかったため、逆転となった。

日本女子は、石川・平野・伊藤が1ランクずつ繰り上がり、ランキング上位をキープした。

日本選手の卓球世界ランキング

日本選手の世界ランキングは以下の通り。

日本男子の卓球世界ランキング(11位~50位)

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日本女子の卓球世界ランキング(11位〜50位)

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男女ともに積極的にITTFツアーに参戦し、結果を残しているため、全体的に世界ランキングが上がった。ラリーズ編集部注目の森薗政崇は49位にランクアップした。森薗は独・ブンデスリーガでも活躍しているが、ITTFの試合に参加していないので、レーティングポイントの変動は特に無い。ポーランドオープンに参加し、U21で優勝した及川瑞基は世界ランクを91位から75位に上げた。

レーティングと世界ランクの除外制度について

今回のレーティングに主に影響した大会は、以下の通り(ジュニア・カデットはのぞく)
・ITTFチャレンジ・ポーランドオープン(日時:10/4~10/8 格付け:R2)
・男子ワールドカップ(日時:10/20~22 格付け:R1)
・女子ワールドカップ(日時:10/19~24 格付け:R1)

現在の世界ランキングの方式では、4ヶ月間国際試合の結果が無い選手は世界ランキングから一時的に外され(ランキング表に名前は残るがランキング欄が空欄となる)、8ヶ月経つとランキング表から除外される。

今回のランキングでは、7月以降の国際試合参加が見られなかった張継科、許昕、丁寧が外れたが、レーティングポイントは保有しており、再び国際試合に参加すれば、ランキングが復活する。