10月8日、ルヴァンカップ準決勝第1戦が行われ、柏レイソルは川崎フロンターレ相手に1−3の2点差で試合終了。その直後、…

 10月8日、ルヴァンカップ準決勝第1戦が行われ、柏レイソル川崎フロンターレ相手に1−3の2点差で試合終了。その直後、ゴール裏でリカルド・ロドリゲス監督が“猛ゲキ”を飛ばしてチーム&サポーターを鼓舞した。

 10日前に行われたリーグ戦で4−4と打ち合った相手との敵地での一戦。柏は自慢のパスワークで攻め立てるも、前半6分、23分と前半のうちに2点をリードされる展開となった。後半開始から一気に山之内佑成、戸嶋祥郎三丸拡の3選手を投入し、後半17分に小泉佳穂のゴールで1点を返したが、同40分に伊藤達哉に痛恨の3失点目を決められた。

 ボール支配率67%、シュート数24対10と押し込みながらも敗れた柏は、2点ビハインドの状態で4日後の10月12日のホーム開催での第2戦に臨むことになった。「2点差逆転」のミッションは簡単ではない。だが、柏の指揮官、リカルド・ロドリゲス監督は諦めていない。

 試合終了直後、柏を率いて1年目ながらチームに情熱的な攻撃的サッカーを植え付けた指揮官は、ゴール裏サポーターの前で大声を張り上げながら、身振り手振りで猛烈な檄を飛ばした。この“リカ将”の姿に柏サポーターも応え、選手たちを鼓舞。「すべてを賭けてテッペン勝ち取れ〜♪」と『俺よ届け』のチャントを歌い続けた。

■「私たちの日立台で、みんなで、ひっくり返して決勝へ!」

 この敗戦後のゴール裏の映像を、柏がクラブ公式エックス(旧ツイッター)上に公開。「試合後に皆さんからの大きな鼓舞は、選手たちに、監督に、スタッフにしっかりと届いています。後半残り90分。準決勝、まだ終わっていません。私たちの日立台で、みんなで、ひっくり返して決勝へ!」と、決意を述べた。

 これに対してSNS上には「さすがわれらのリカ将」「ほんと最高の指揮官だよ。リカルドについていく。」「こんなに背中が大きい監督いないよ。。。」などの声。そして第2戦へ向けて「こんだけ監督が熱く鼓舞してくれているんだから、サポーターは逆転勝利信じて声出し続けるしかないだろ」「監督すごいな。逆転できる!って思える。」「勝利のみの状況で、選手、監督、皆がギラギラしている感じ!たまらない!!日立台でのリベンジが楽しみでしかない!!」「みんなで勝ち取りに行くという気持ちがめちゃくちゃ伝わる。2点差なんて、後半戦で返せるさ レイソルなら、リカルドなら」と熱いコメントが次々と寄せられた。

 はたして、結末は。第2戦、日立台はこれまで以上に熱く、激しく燃え上がりそうだ。

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