【FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025】U-20日本代表 0-1 U-20フランス代表(日本時間10月9日…

【FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025】U-20日本代表 0-1 U-20フランス代表(日本時間10月9日/エスタディオ・ナシオナル・フリオ・マルティネス・プラダノス)
U-20日本代表のMF大関友翔(川崎フロンターレ)がペナルティーエリア付近で倒されたシーンの判定にファンが不満を露わにしている。
日本時間10月9日、U-20日本代表はU-20ワールドカップのラウンド16でU-20フランス代表と対戦。延長後半にPKで失点してベスト16敗退を喫した。
敗れた日本だが、試合内容ではフランスを終始圧倒。54分のシーンでも人数をかけて相手陣内に押し込んでいた。すると右サイドからのスローインから、大関がボックス右でボールを受ける。しかし、MFメイサム・ベナマ(アンシー)に体当たり気味のタックルを受けて転倒。大関は怒りの表情でファウルを主張し、スタジアムからもブーイングが飛んだものの、主審はノーファウルとしてプレー続行となった。
今大会はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がなく、代わりにFVS(フットボール・ビデオ・サポート)を導入。PKや一発退場のファウルなどに限り、試合を通して両チーム2回まで(チャレンジ失敗時に権利が消滅。延長に入ると1回追加)のビデオ判定を要求できる。しかし日本は、すでに前半で1度トライして失敗していたため、この試合では後1回しか権利が残っておらず、このシーンでは行使しなかった。
そんな事情もあり解説を務めた名良橋晃氏も、「いやーでも(FVSを)1回使ってるから……。いやー、これちょっと使っても…」とFVSの難しさに言葉を濁していた。
ファンの反応は?

ただ、激しいタックルだったうえに、ペナルティーエリア付近でPKの可能性もあっただけに、SNS上のファンたちは不満。「ちょっと審判はチャレンジに甘えすぎでは?チャレンジ無ければPKにする必要なしとか思ってない?」「ファウルじゃないんすかぁ」「FVSあるからって流しすぎ。VARがあるならそれでもいいけど」「こんなの明らかにファウルだろ?」「審判ってもう自分たちから進んで判定することなくなったよな」「FVSの難しさだよな。権利が2回残ってたらここで使ってもよかったけど、最初のシーンも使うべきシーンだと思うし」など辛辣な声が多く見られた。
なおこの試合で日本は、2度のFVSを行使したがいずれもチャレンジ失敗。同じくフランスも2回のチャレンジを失敗していたが、延長で追加分の3回目のFVSを行使すると、DF梅木怜(FC今治)のプレーがハンドと認定されPKを獲得。これが決勝点となっている。
(ABEMA de J SPORTS/FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025)